20191203

葬儀が終わった。母は近親者に見送られ、荼毘に付された。

今回の件で、人前で泣いて来なかったが最後の喪主の兄の挨拶で激しく泣いてしまった。兄も母に対してわたしと同じような罪悪感や後悔を抱いているのが痛いほど伝わってきた。身勝手な振る舞いをしていた頃で兄の記憶は止まっていたけれど、こんな立派な姿でいきなり上書きしてくるなんて。それだけ長い間家族がバラバラだったことを思い知る。泣きすぎて鼻の奥がツンと痛い。いろんな親戚に肩をポンポンと優しくたたかれた。

二十年ぶりに父とも再会した。会わないうちに驚くほど痩せこけており、どこをどう見ても立派な老人だったが、口を開けば理屈屋の父そのままだったのでほっとした。昼間何をしているのかと聞いたらインターネットと聞いて笑ってしまった。わたし達と一緒じゃん。そうか、父はインターネットが得意な老人になったか。

今日は気温が上がると聞いていたのに、結局一日中震えるような寒さだった。

まだまだやることは残っているけれど、終わりが見えてきた。

 

20191129

朝、警察から電話。監察医務院による検視が行われるが、順番は当日朝に決まる仕組み。順番は昼頃という。すぐ昨日作った叔母と兄のグループLINEに投下。兄は即座に葬儀会社と母の家の管理会社に連絡をとっていたので、どうやら兄は仕事ができるな。

昼頃兄と合流し、警察で検視の終わりを待つ。終了が延びに延び、結局1時間半待った。その間に葬儀のプランをどうするかなど打ち合わせ。警察の人たちからは待っている間も細やかに配慮いただいてありがたかった。

1時間半後にやっと監察医がやってきて検視の結果を聞く。わたしとしては「それは知ってるけどそれって要するに何が起きたの?なぜ死ぬまでに至ったの?なぜ母は救急車を呼ばなかった/呼べなかったの?」と疑問も残るところもある。でも、長らく患っていた持病だし、結局細かい経緯が分かったとしても母が死んだことは変わらない。わたしはモヤモヤしたが兄は納得したようだった。

病院と同じように長時間待った挙句3分診察のような説明で監察医は風のように去っていった。本当に忙しいのだろう。

ようやっと死体検案書(なんとストレートな名前だろう)を入手したので、控えを取ってもらいその足で福祉課へ。担当者を呼び出してもらい、コピーを渡してこちらはこれで手続き完了。ご愁傷様ですと言われ過ぎて何とも思わなくなってくる。

なお死体検案書は死亡届と左右で一枚になっている。本来なら申請者が自分で記載して役所へ提出するが、死亡届は火葬許可証を得るのに必要なため多くの場合葬儀会社が代理人として役所で手続きをするのだという。ちなみにこの火葬許可証は葬儀を経て埋葬許可証に変化していく。死体から火葬の対象、埋葬の対象へと変化していく。

葬儀会社と葬儀の日時や見積の件で打ち合わせをすることになっていた。また待ち時間が1時間ほどできたので、ファミレスで待つことにした。昼食を食べそびれていた兄は食事をとり、わたしはヨーグルトパフェを食べた。葬儀が終わるまでは糖質制限は一旦お休みだ。待っている間、ぽつりぽつりとお互いの話をしたりして過ごす。

母から聞く兄の話は、かなりフィルターがかかっていたのだと確信した。20年ぶりぐらいにまともに喋ったけれど、兄は気遣いができて仕事もできる、家族のために仕事を頑張る立派な立派な大人だった。家の事情やらがあって一緒に生活していたのはわたしが生まれてからの10年足らずだけだが、今日一番わたしは兄のことを尊敬して頼っているなと思った。都合のいい話だけど。

 

しばらくして葬儀会社の担当者が到着。

予定していたプランで個別項目を確認して見積を作ってもらったら、インターネットに書かれてる料金の3倍に跳ね上がっていた。「どうしよう」と思ったが兄が冷静に「なんでこんなに跳ね上がってるのか説明いただけます?」と言った。そこからガンガン値下げしてもらい、費用については合意。あとで聞いたが兄は監査の仕事をしてるんだそうだ。なるほどですね。頼りになりすぎる…。しかし葬儀会社の有料オプションの付け方が「こんなこともやらなかったら恥ずかしいですよ」とでも言いたそうな勧め方で不愉快だった。うるせえ。小さいって言っておいて小さくないお葬式のくせに。また措置命令受けてしまえ(あとで調べた)。次に葬式の手配をする時は、遺体の搬送をする前に絶対に相見積をとる。搬送してしまうともう業者を変えようにも変えられないので。これを読んだ人も覚えておいてください。どうか弱目につけこんでくる輩に負けずに。

はっきり言ってとても簡素な葬式になった。近親者だけでやるし、うちを含めてこれまで親戚間でも色々あったし付き合いが深いとも言えないから見栄を張る相手もいない。簡素で結構、と兄もわたしも思っている。同じく20年会っていない父親も参列するとのこと。以前だったら逃げ出したくなる状況だが、今なら別に大丈夫と思う。

 

葬儀会社の担当者がいなくなり、二人でファミレスのソファにぐったりもたれかかり「疲れたね」と言い合った。最後にお茶もう一杯飲んでくか、とお茶をお代わりして解散。

 

帰りに夫と合流して、今日の出来事を色々聞いてもらった。家族がこんなで、今一人ぼっちだったらとても持たない状況だと思う。夫に感謝。

明日は家の中から必要なものを捜索、不用品回収の見積、処理済みか不明の請求書の整理の続き。

 

20191127

セラピー日記です。

 

住みたい家が決まり先週末申し込みをして夫と家族会議をしまくりローンの形態も決め各銀行の仮審査も通過し今週末いよいよ契約という段階になった。

「さて手付金を用意しないとね」「リビングのレイアウト悩ましいね」なんて言っていたら、今日久しぶりに叔母から連絡が来た。母が死んだのだという。いつの日か死ぬ日が来るんだろうなと思っていたけれど、今日だとは思っていなかった。

 

泣く暇も呆然とする間もなく、そのまま警察へ向かった。

叔母と合流。いつぶりに会ったか分からない兄もはるばる遠くから駆けつけて来た。

本人確認のため、遺体とも対面した。不審死のため、明日検死と必要があれば司法解剖。事情聴取を受けて、母の家に行って掃除と片付け。

葬儀屋の手配や親族への連絡は兄が担当、掃除を叔母が、わたしは掃除と残った大量の書類の整理。

死の間際に汚れた室内を見て、特殊清掃の話をネットで読んでいて良かったなと思った。病院でも綺麗に死ぬなんてことはない。

母は死んだのだけど、遺品整理はその人が生きていたことと向かい合うことなのだと改めて思った。冷蔵庫の野菜室を開けたら、一人暮らしとは思えないくらいびっしり新鮮な野菜が詰まっていて、それが一番胸が詰まった。

ざっとゴミをまとめて今日は解散。明日は検死、死亡診断書の入手、役所の手続き、葬儀の手配、その他解約手続きや親しい人たちへの連絡。

兄も叔母もてきぱきとしていて、とても頼りになる。病気がちで苦しみの多い人生だったと思うけれど、福祉制度、介護制度、近所の方々に支えられて最期は穏やかな日々だったのは良かった。本当に感謝しかない。会社の上司や夫、義実家の人たち、友人たちの心遣いも本当にありがたい。

 

わたしは母にとって良い娘ではなかったし、母に同情して泣くのを許される立場ではないと思う。後悔はどうせ後からずっとするんだから、しばらくは両手で頬に気合を入れてやるべきことをバッチリやって、しっかり見送ろうと思う。

 

20191121

突然ですが家を買おうと思って最近いろいろ探しています。

 

そこでまあ、めちゃくちゃ調べるので今まで知らなかったことをたくさん覚えて楽しいんですよね。知識のシャワーを浴びている。今まで家買った諸先輩方はみんなこれ通過してるのかー。すごいな。

 

今は「申し込みしようかな〜」と迷う物件が出てきて、懸念事項がクリアできれば申し込むつもり。

中古マンションなので、人気物件ならばこんなにモタモタしてたらダメなんだろうな。人気物件じゃないものを買っていいんだろうか…というかキャッシュフローがどうしても不安に思える…。大丈夫か…。って気持ち。

 

経過はこんな感じ。

 

これまで:

いつか家を買ったりするんだろうが、具体的なイメージも湧かず、特に行動せず。マンション購入の知識ゼロ。いつか東京を離れるかもしれないので、買っちゃったら最後なのでは?みたいな考え。

 

10月中旬:

友人が家を買うと聞いて「そうか賃貸でペット飼育可のハードルめちゃくちゃ高いし、年齢的にも買うなら早く買ったほうがいいのか」と気づき猛然と物件を調べ始める。「家が売れないなら売れる家を買えばいいじゃない」とマリーアントワネットも言っていたとか言っていなかったとか。

35年ローンは44歳までしか組めないってそりゃそうか。同時に「うちはいくらの物件が買えるんだ?」と皮算用。融資額と返せるお金の幅についても知る。その頃夫はほとんど物件探しに興味なし。

 

10月下旬:

物件探しと共にマンション購入にあたっての情報収集、自分たちの条件の整理。条件は「猫飼育2匹可能」「街の雰囲気が好み」「スーパーが複数件駅前にある」「おいしいご飯屋さんが近所にある」「通勤1時間以内」「駅徒歩10分圏内」「(個人的には)ホットヨガ店舗が最寄駅にある」「(個人的には)近所に映画館があって欲しい」。そして「できたら前に住んでいたエリアに住みたい」のだが、なかなかないんだよねー。夫にも個別の要望はないのかとヒアリングするもぼんやりした反応。

夫があまりまだ乗り気ではないので物件の問い合わせなどは控える。

週末、目星をつけたエリアに散歩がてら遊びに行くようになる。実際に街を見てみると、インターネットの情報では絶対わからない雰囲気、治安がよくわかる。一駅違うだけでガラリと変わるのは面白い。

中古マンション購入指南本も購入。

 

11月上旬:

引き続き物件探し、情報収集、街の散策。丸の内線の某駅にあたりをつけて行ってみたら自分たちの思っていたところとちょっと違ってびっくりした。東京出身だから何となく知った気でいたけど、遊びに行くのと住むのとでは目線が全然違う。一つ周辺環境も良さそうなところがあったので内見申し込みをしたら、申し込み済みで時すでに遅し。だいぶ遅し。自分がいいと思うところは他の人にも魅力的だよね。本にも書いてあった。

 

11月中旬:

前に住んでいた街で少し歩くし予算も少しオーバーしてるけど気になっていた物件があり、内見。築10年、リフォームなしとは思えないぐらい部屋が綺麗でびっくりした。水回りの収納が偏執的に豊富で笑ってしまう。そういうのいいね!広すぎず、二人で「文句を言うところがないね」と言い合う。ベランダが今のところより広くて椅子も置けそう。仲介の不動産屋の担当さんと喫茶店で打ち合わせ。不動産屋さんにポンポン質問できるぐらい色々耳年増になっておいてよかった。

仮審査を受けておいて欲しいということだったので、帰宅後アプリでSMBCの仮審査を受ける。SMBCにするつもりはないんだけど、便宜上。とりあえずペアローン。パスポート(うちには免許がない!)、源泉徴収票、保険証を引っ張り出して撮影し情報を入力。

週明けの営業日の朝にすぐ審査通過の連絡。まあペアローンだったらそうだよね。

ちなみにもう一軒格安でリノベーション済みの物件を見に行ったが、梁が出まくりで圧迫感あり、天井が低い、内装が好みじゃなくて5分でもう見るところがなくなってしまった。仲介業者の方に時間をとってもらって申し訳ない気持ち。ニーズの違いだから、わたしたちに合わなかっただけだと思う。便利な街だし、バスの便も良いし、きっと他の人がさっさと買うだろうな。

 

11月下旬〜今日:

住宅ローンについて調べまくる。変動金利の低さにつられて変動で組もうと思っていたけど、夫とも相談して固定にすることになりそう。リスクを取らない代わりの金利上乗せという考え方。人生に対する姿勢が金利選びにも如実に出る。金利って0.5%でもだいぶ違う。低金利とは聞いていたけど、固定もだいぶ下がってるんだな。フラット35sで頭金を2割3割入れたら変動並に低金利でびびる。

あと、ペアローンと最初は考えていたが、夫婦共々互いの保証人になるということは二人とも全額のローンを背負うことだというリスクがかなりきついので、夫の単独ローンチャレンジに決定。病気や事故の確率より離婚の確率の方が一般論としても高いし。ただ単独ローンの場合、年収に対する想定融資額レンジが希望の物件価格に対して微妙なラインなんだよな〜。いきなり思い立って家探ししたからそんなに頭金もないし。金よ。金よ〜!

 

それにしても共働きがこんなに増えてるのに、非契約者がダウンする可能性に対してのリスクヘッジが確立されてないのに愕然とする。フラット35のデュエットや、ペアローンの団信、SMBCのペアローンのクロスサポートとかあるけど、基本的二人とも債権を負わされてから「なんかあったらローンはチャラ」って保証を受けるだけだもんな。保険を手厚くしてカバーするしかないのがつらいなあ。任意保険未加入なので、保険も調べないと…。

 

なお、気に入ってる物件はフラット35の対象外。35年の固定金利はやはりフラット35に比べると見劣りする金利が多い。新生銀行のステップダウン金利、夫の勤務先の提携のローンを検討中。金利だけじゃなくて銀行によって保証料、事務手数料が違うし、付帯する保険も違うので頭がこんがらがるが、住宅ローンは保険の役割も果たすなんて家を買おうとするまで知らなかったから面白い。

 

家を買おうとし始めてから、夫とお金の話をたくさんできたのもよかった。もしすぐ家を買うに至らなくても、頭金をどんどん貯めたいしこれからは一つの家計として運用していく意識がずっと高まるだろうな。

 

ということで進展があったらまた殴り書きします。

20181201

午前中、整形外科と皮膚科をハシゴ。背中の痛みはほとんど良くなっていた。皮膚科では足裏の汗疱の治療を開始。み、水虫じゃなくてホッとした…。

夫と合流して新宿御苑「阿吽」で坦々麺。汁ありを頼んだので、次は汁なしの方を食べに来よう。御苑の周りはご飯屋さんたくさんあって羨ましい。新宿三丁目までイチョウを眺めながら歩いて、夫は友達に会いに、わたしは映画を観に分かれる。

シネマート新宿で「恐怖の報酬」。サービスデーだったこともあり劇場はお客さんでごった返していた。会社の先輩から激しくオススメされたので観に来た。オススメされなければ見ることはなかったから観に来てよかった。前半はやや退屈だったけど、後半のジャングルパートに入ってからは手に汗握る展開だった。

公開当時はスターウォーズと同時期で興行が振るわなかったし30分も勝手にカットされたものが上映されていたという。映画ってやっぱり「アート作品」でもあるけど何より「興行」の面が足枷になったりもするんだな。森田芳光作品の上映特集に行っても同じように思う。そんな「興行」の映画だからこそ、魅力的なんだけど。

映画の後は2週間ぶりのヨガ。最後の方は腰が痛かった。めちゃくちゃ体が鈍ってて笑ってしまう。

ヨガの後は買い出しして帰宅。予定みっしりでヘトヘトになってしまい、その後は何も家事をこなせず終わった。まあいいや頑張った一日でしょう。

20181130

やっっと一週間が終わる。11月はここ三年で一番案件が多かったそうだ。三年前より業務は効率化が進んでいるとは言え、忙しい訳ですよ。

朝一の進捗を確認するミーティングは、進捗ゼロのためリスケ。うう、すみません、早く終わらせたいのになあ。

その後部のミーティングがあり、退職する上司の挨拶。ついでに発表されたサプライズ退職にびっくりする。でもまあ、なんか気持ちはわかるよ。次の会社では頑張ってほしいな。

仕事を無理やり定時で上がり、歯医者。根管治療が終わりつつあり、土台をつけてもらう。型取りで、次は被せ物。クリーニングもやってもらいたいから、もうちょっと通おう。夫が最近買ったドルツのジェットウォッシャー、一番強い水勢にしても血は全く出ないんだけど、奥歯の歯垢ポケットが気になるので。

歯医者の後、ピカデリーで「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」。テイラー・シェリダンの作品をしばらく追い続けることになりそうだ。最高…!前作よりも好きだな。前作はスクリーンで観ていないので比較するのもアレなのだが。

圧倒されて晩御飯抜き。帰ってからぶどうをつまんでその日は終わり。

20181129

締め切りと新規案件に終われる日。進めるべき別の仕事にここ2週間手をつけられなくて顔が青くなる。

アトロクの「わたしとメイク」特集を聞く。最近使い始めた美容液が合っていて、すっぴんの時の肌の調子が良くて嬉しい。プチプラを研究してみたり、たまにデパコスを買ってみたり、食生活や運動から体を労ったり。こういう模索は波がありつつもずっと続くんだろうな。

背中の痛みはだいぶいい。ヨガに行きたい。