20191121

突然ですが家を買おうと思って最近いろいろ探しています。

 

そこでまあ、めちゃくちゃ調べるので今まで知らなかったことをたくさん覚えて楽しいんですよね。知識のシャワーを浴びている。今まで家買った諸先輩方はみんなこれ通過してるのかー。すごいな。

 

今は「申し込みしようかな〜」と迷う物件が出てきて、懸念事項がクリアできれば申し込むつもり。

中古マンションなので、人気物件ならばこんなにモタモタしてたらダメなんだろうな。人気物件じゃないものを買っていいんだろうか…というかキャッシュフローがどうしても不安に思える…。大丈夫か…。って気持ち。

 

経過はこんな感じ。

 

これまで:

いつか家を買ったりするんだろうが、具体的なイメージも湧かず、特に行動せず。マンション購入の知識ゼロ。いつか東京を離れるかもしれないので、買っちゃったら最後なのでは?みたいな考え。

 

10月中旬:

友人が家を買うと聞いて「そうか賃貸でペット飼育可のハードルめちゃくちゃ高いし、年齢的にも買うなら早く買ったほうがいいのか」と気づき猛然と物件を調べ始める。「家が売れないなら売れる家を買えばいいじゃない」とマリーアントワネットも言っていたとか言っていなかったとか。

35年ローンは44歳までしか組めないってそりゃそうか。同時に「うちはいくらの物件が買えるんだ?」と皮算用。融資額と返せるお金の幅についても知る。その頃夫はほとんど物件探しに興味なし。

 

10月下旬:

物件探しと共にマンション購入にあたっての情報収集、自分たちの条件の整理。条件は「猫飼育2匹可能」「街の雰囲気が好み」「スーパーが複数件駅前にある」「おいしいご飯屋さんが近所にある」「通勤1時間以内」「駅徒歩10分圏内」「(個人的には)ホットヨガ店舗が最寄駅にある」「(個人的には)近所に映画館があって欲しい」。そして「できたら前に住んでいたエリアに住みたい」のだが、なかなかないんだよねー。夫にも個別の要望はないのかとヒアリングするもぼんやりした反応。

夫があまりまだ乗り気ではないので物件の問い合わせなどは控える。

週末、目星をつけたエリアに散歩がてら遊びに行くようになる。実際に街を見てみると、インターネットの情報では絶対わからない雰囲気、治安がよくわかる。一駅違うだけでガラリと変わるのは面白い。

中古マンション購入指南本も購入。

 

11月上旬:

引き続き物件探し、情報収集、街の散策。丸の内線の某駅にあたりをつけて行ってみたら自分たちの思っていたところとちょっと違ってびっくりした。東京出身だから何となく知った気でいたけど、遊びに行くのと住むのとでは目線が全然違う。一つ周辺環境も良さそうなところがあったので内見申し込みをしたら、申し込み済みで時すでに遅し。だいぶ遅し。自分がいいと思うところは他の人にも魅力的だよね。本にも書いてあった。

 

11月中旬:

前に住んでいた街で少し歩くし予算も少しオーバーしてるけど気になっていた物件があり、内見。築10年、リフォームなしとは思えないぐらい部屋が綺麗でびっくりした。水回りの収納が偏執的に豊富で笑ってしまう。そういうのいいね!広すぎず、二人で「文句を言うところがないね」と言い合う。ベランダが今のところより広くて椅子も置けそう。仲介の不動産屋の担当さんと喫茶店で打ち合わせ。不動産屋さんにポンポン質問できるぐらい色々耳年増になっておいてよかった。

仮審査を受けておいて欲しいということだったので、帰宅後アプリでSMBCの仮審査を受ける。SMBCにするつもりはないんだけど、便宜上。とりあえずペアローン。パスポート(うちには免許がない!)、源泉徴収票、保険証を引っ張り出して撮影し情報を入力。

週明けの営業日の朝にすぐ審査通過の連絡。まあペアローンだったらそうだよね。

ちなみにもう一軒格安でリノベーション済みの物件を見に行ったが、梁が出まくりで圧迫感あり、天井が低い、内装が好みじゃなくて5分でもう見るところがなくなってしまった。仲介業者の方に時間をとってもらって申し訳ない気持ち。ニーズの違いだから、わたしたちに合わなかっただけだと思う。便利な街だし、バスの便も良いし、きっと他の人がさっさと買うだろうな。

 

11月下旬〜今日:

住宅ローンについて調べまくる。変動金利の低さにつられて変動で組もうと思っていたけど、夫とも相談して固定にすることになりそう。リスクを取らない代わりの金利上乗せという考え方。人生に対する姿勢が金利選びにも如実に出る。金利って0.5%でもだいぶ違う。低金利とは聞いていたけど、固定もだいぶ下がってるんだな。フラット35sで頭金を2割3割入れたら変動並に低金利でびびる。

あと、ペアローンと最初は考えていたが、夫婦共々互いの保証人になるということは二人とも全額のローンを背負うことだというリスクがかなりきついので、夫の単独ローンチャレンジに決定。病気や事故の確率より離婚の確率の方が一般論としても高いし。ただ単独ローンの場合、年収に対する想定融資額レンジが希望の物件価格に対して微妙なラインなんだよな〜。いきなり思い立って家探ししたからそんなに頭金もないし。金よ。金よ〜!

 

それにしても共働きがこんなに増えてるのに、非契約者がダウンする可能性に対してのリスクヘッジが確立されてないのに愕然とする。フラット35のデュエットや、ペアローンの団信、SMBCのペアローンのクロスサポートとかあるけど、基本的二人とも債権を負わされてから「なんかあったらローンはチャラ」って保証を受けるだけだもんな。保険を手厚くしてカバーするしかないのがつらいなあ。任意保険未加入なので、保険も調べないと…。

 

なお、気に入ってる物件はフラット35の対象外。35年の固定金利はやはりフラット35に比べると見劣りする金利が多い。新生銀行のステップダウン金利、夫の勤務先の提携のローンを検討中。金利だけじゃなくて銀行によって保証料、事務手数料が違うし、付帯する保険も違うので頭がこんがらがるが、住宅ローンは保険の役割も果たすなんて家を買おうとするまで知らなかったから面白い。

 

家を買おうとし始めてから、夫とお金の話をたくさんできたのもよかった。もしすぐ家を買うに至らなくても、頭金をどんどん貯めたいしこれからは一つの家計として運用していく意識がずっと高まるだろうな。

 

ということで進展があったらまた殴り書きします。