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今日は福岡に行く。朝ごはんはホットサンドとプロテイン入りヨーグルト。6時に起きて猫らの世話、洗濯と掃除、荷造り。今日は夜シッターさんに来てもらう。10時過ぎに出発して羽田へ。

12時半ごろのフライトで福岡へ。治一郎のバームクーヘンのミニパックを買って待ち時間に食べる。義実家メンバーには、ラスクを買った。葬儀会場では個包装のおやつがマスト。

定刻通り出発。機内ではずっと「エージェント・オブ・シールド」S3を見ていた。最近まとまった時間が作れず(何やってるのか自分でも不明)、視聴が止まっていたけど見始めるとやはり面白い。14時半に福岡空港着。2年ぶりくらいだろうか。コロナ禍が始まって、間が空いてしまった。

空港内の因幡うどんでごぼ天うどんを食べる。こんな味だったっけな。

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地下鉄に乗って、義実家にほど近い葬儀会場へ。

義母の通夜は17時から。その前に、棺の中を見せてもらう。眠っているよう。義母は、とても美人なのだが、穏やかな死に顔も美しい。待っている間、祭壇を眺めているだけでじわじわ涙が出る。夫と結婚して5年、もっともっと会いに行けばよかったな。自分の振る舞いに後悔することはあれど、義母という人と家族になれたのはとても光栄なことだったと思う。ゆっくりお休みください。

 

家族だけお坊さんにお経をあげてもらった後、弔問客が次々とやってくる。COVID-19のせいで、一般と家族で通夜や葬儀を行い、通夜振る舞いなどは省略するのがここ最近のスタンダードだという。クラスターを発生させるわけにはいかないもんね。22時ぐらいまで断続的にやってくる弔問客に挨拶をする。わたしはほとんど面識がない方々ばかりなんだけど、長男の妻ですと名乗って少しお話をさせてもらえて良かった。短い話であっても、義母がいかに周りから愛されていたかよく分かるし、哀しみが共有できた。

その後は、義父と妹とそのパートナー、夫とわたしの5人で会場に泊まり込み。

酒でも飲むかとなりコンビニで酒を買ってきて飲んでいたら、義母の30年来の友達と言う方がやってきた。聞くと亡くなった当日にも自宅に遺体を安置していたら、「ごめんねー!」と大泣きしながら会いに来てくれ、今日もついさっき通夜に来ていて帰っていったはずなのだが、どうにも寂しくてまた来てしまったという。両手には家にあった良い酒を何本も抱えている。もう、義母はハチャメチャに友だちに愛されているんだなと思って泣きそうになった。そのあと愉快な義母との思い出話をたくさん聞いてみんなでゲラゲラ笑った。通夜の時に泊まり込みをするのは初めてだったけど、故人を悼むってこういうことなのかと知った気がする。持ってきてくれたワインがおいしくてスルスルと飲みすすめてしまった。

結局23時半ぐらいにその友だちは帰って行き、わたしたちもそろそろ寝ることに。みんな、アドレナリンが昨日から出続けてるけど相当疲れている。わたしはわたしでまあまあ疲れていたので、普段なら環境が変わると眠れないのがすぐ眠れた。

 

シッターさんに送ってもらった猫らの写真を眺めながら就寝。トラブルもなかったようで安心した。前半戦終了。