20230115 続・頭痛

くもり時々雨。

土日どちらも天気が悪いと洗濯が進まなくて困る。洗濯物が溜まってしまったので諦めて部屋干し。

昨日からの頭痛が治らず、今日も最低限の家事以外はゆっくり過ごすことにした。

昼は、近所のインネパ系のカレー屋からデリバリーしてもらった。いつも暇そうだしGoogleレビューがボロボロだったが、「普通に美味しかった」と以前近所の知人が言っていたのを信じて。実際その通りだった。久しぶりにナンを食べられて、嬉しかった。

今週から週末の作り置きに夫が復帰なので、今日はそのまま午後もゆっくりした。FF12のモブハントを進める。夫が見ていたYouTubeでオクトパストラベラー2が来月発売になるのを知って、早速予約注文する。前作はSwitchのみだったけど、今度はPS5でプレイできる。どんな感じだろう。

 

風呂で少しずつ読んでいた「新しい声を聞くぼくたち」をやっと読み終えた。元々はフェミニズムに対立するミソジニーの男性性に興味があって読み始めたが、新自由主義以前の時代における男性性の変遷は元より、新自由主義以降の社会のあり方まで考察が及んでいてとても勉強になった。まさかカズオ・イシグロの「日の名残り」を題材に「新自由主義の世界に、老後などない!!!」という話をされるとは思っておらず、湯船でひとりうちひしがれたりもした。女性支援団体などのNPOでさえ新自由主義社会の中では新自由主義に巻き取られてしまうくだりは、最近巷で有名な某団体のことを思い出したりした。縮小する公助、増大する自助。取り上げる作品もだいたい読んだり見たことがあるものだったこともあって、この本のテーマに沿っての解釈はとても面白かった。この本でいくつも作品が取り上げられているマイク・ミルズの映画は元から好きだったが、彼の作品への尊敬の念がさらに強まった。全部が全部一度読んだだけで吸収できたわけではないけど、いろんなきっかけをもらった本になった。折につれて読み返したい。