20230213 玄関開けて2分でご飯に感謝

雨。寒いかと思って着込んで行ったら電車の中で暑くて汗をかいてしまった。帰りも、駅から歩いているうちに暑くなってしまった。のぼせたかな。

今日はルーティン業務が落ち着いていたので、スポット業務のデータの集計作業に時間を充てることができた。無事完成させて提出することができたので、ホッとした。しかしあと2件来たので、またどこかで時間を作って進めなくてはならない。

金曜日にも感じていたんだけど、同僚が今日もなんかピリついてるというか言葉遣いがきつい感じがした。前からたまにあるんだけどさりげなく「エッ同僚にそんなこと言う?」と思うようなことを言う時がありギョッとする。普段穏やかなのに何か調子が悪いのかと少し心配になる。

 

給湯室で別の部署の矯正仲間とばったり会ったので進捗どうですかと尋ねた。彼女も矯正を同じ時期に始めている。ある時彼女が昼に柔らかいものばかり食べているのを見かけて「もしかして」と声をかけたら、やはり矯正中だった。それ以来、お互いの矯正の進み具合を話したりしている。わたしは最近痛みが出るほどの歯の移動がないのだが、彼女はまだまだ動かしているのか、それとも体質なのか痛みが辛いと言う。お互いもうしばらく頑張りましょうねと言い合って別れた。

40も過ぎたから歯の矯正の話を同僚とできるけれど、もっと若かったら自意識が強過ぎてとてもそんな話はできなかったと思う。他人の治療を応援することはまだできても、自分の治療の進捗に素直に喜んでいることを他人に話すことなどできなかっただろう。元々年をとることにそんなにネガティブな気持ちは抱いていない方だけど、年をとって良かったことがまた一つ見つかった。

 

家に帰ったら、仕事を定時に終えた夫がカレーを作ってくれていた。イナダシュンスケさんのレシピで、基本のマサラにカレールーを加えたもの。スパイスの刺激とカレールーのうまみが合わさってものすごい強い味になっていた。とてもおいしかった。カレールーってすごい。

何はともあれ、疲れて帰ってすぐあたたかいごはんが出てくるのは素晴らしくありがたい。

 

風呂に入りながらKindleで何か読むものがあるか見ていたら村上春樹の「女のいない男たち」が読みかけになっているのに気づいた。今日は「イエスタデイ」「独立器官」を読んだ。やっぱり村上春樹の文章ってするする読んでしまうし面白い。

ただ、「独立器官」の「すべての女性には、嘘をつくための特別な独立器官のようなものが生まれつき具わっている」のくだりにびっくりし過ぎて声が出た。すべての男性には「なんでも女が悪い」と思うための特別な独立器官のようなものが生まれつき具わっているのかな???

村上春樹フェミニズムという組み合わせに俄然興味が湧いた夜。