20230225 バビロン

晴れ。いつもの時間に起きて猫らの世話をして二度寝、8時半に起きて朝食をとり家事をあれこれ。昨日嫌な予感がしたが、頭痛は来なかった。ホッ。

身支度をして、日比谷へ。やっと「バビロン」を観る心づもりができたのですかさず観にいく。サム・メンデスの映画原体験話を観たばかりだから、いろんな監督を見比べたい。毎回賛否分かれがちマンことデイミアン・チャゼルの映画は割と好きな方だけど、今回も楽しく観た。体内からいろんな液体がたくさん噴出されていたけど、どれも量が多すぎて笑ってしまう。三時間なのにダレないのすごい。ハリウッド栄枯盛衰物語で、裏ラ・ラ・ランドみたいだった。なんでやたら「雨に唄えば」っぽいんだろう?と思いながら観ていたが、後からあらすじを調べて納得。(「雨に唄えば」を未見だったもので…)パロディだったのか。とにかく元気なデイミアン・チャゼル。こんなに元気で勢いがあって長尺を飽きさせずに観せる手腕はやっぱりすごい。みんなの印象に残るであろう最後のシーンがチャゼルが我慢できずに全面に出てきちゃいましたな感じでそのドヤ顔感にグッと来つつもちょっと微笑ましくもあり「ヨッ チャゼル屋!」と言いたくなった。

チャゼルだとわたしは前作の「ファーストマン」が大好きなんだよな。あんまり評判良くないけれど。相変わらず批評されがいのある作品なので、有識者のレビューを読むのが楽しい。

 

「バビロン」は見ながら何かを食べるのが憚られるタイプの映画だったので、食べようと思っていたものは食べられず空腹のまま帰った。

劇場を出たら風がぐっと冷たくなっていて寒い!逃げるように帰る。

家に帰ったら、なんと夫が緊急呼び出しで仕事をしていた。わたしが昼前に家を出た直後に呼ばれたらしく、またしても昼を食べられなかったという。重大なトラブルが起きているとは言え、ひどい働かせ方だ。

 

夫の会社にぷりぷりしながら夕飯に肉豆腐とだし巻き卵、なめこの味噌汁を作った。夫は明日も仕事になりそうなので、急遽作り置きを引き受けることにした。映画を予約してしまったので、朝起きてすぐ作ることにする。作り置きだけに集中できるように他の家事も前倒しで進めたら日付が変わってしまった。なんか、今日は一日よく頑張ったと自分を褒めたい気持ち。