20230302 アルテミス

晴れ。在宅勤務。

なんとなく今日も頭が重くて薬を飲みつつ仕事。でも一昨日のひどい痛みに比べたら軽かった。

仕事をしながら聞いていた「生活は踊る」の3/1の相談が41歳の女性からの「最近毎日疲れ果てています…」というもので、ジェーン・スーさんと小倉弘子さんのコンビが「welcome to the jungle…」みたいな感じで「加齢&プレ更年期の始まりだから皆そうだよ!!大丈夫!!(ただし器質的な異常がない前提)」と回答し励ましていた。「これからもっと急な坂が来るからね」と言われていて相談者さんとほぼ同世代で同じように体力の低下を感じているわたしとしては不安でキエ〜となってしまった。もっとしんどくなるの…あと20年勤労マラソンを続けられるのカナ…!?でも「自分に合ったサプリとか工夫で意外となんとかなるよ!」とも励ましていたのでなんとかなると思おう。

今飲んでる漢方のおかげか、微熱でしんどい日はほとんどなくなったし、きっとこんな感じでじわじわ下支えしてくれるものが見つかるはず。

 

「アルテミス」を最後まで読み終えた。SFケイパーものとでも言うんだろうか、著者の他2作がサバイバルものだったので意外な感じだったけどさすが面白くて読むのが遅いわたしでも結構すぐ読み終えられた。

ただひとつ気になったのは、主人公が性的に奔放な女性という設定。最初から最後まで「その奔放さ、要る?」と思いながら読んでしまった。さすがに色仕掛けで何かを乗り切るとか性加害がある訳では無いんだけど、軽いセクハラに遭う場面はいくつかある。そこで主人公は「サバイブしていくために身につけたしなやかさ」をもって切り抜けていくのに「なんだかな〜」とつい思ってしまう。性的に奔放であること自体をもちろん否定するつもりはないんだけど、作者はどういうつもりでこの設定にしたんだろう?とは思う。この本の日本語版文庫が出たのは2018年1月。この頃に読んでたらそこまで気にしてなかったというか「そういうもの」と思い込んで気にしてなかったかもしれない。この数年で自分の許容度はかなり変わったことを自覚した。