雨のちくもりのち晴れ。
雨予報だったけどよく見ると昼から止むようだったので前々から行こうと夫と話していた横須賀に出かけた。
前の晩に寝るのを失敗して寝不足だったため二度寝してほぼ家事を何もせず家を出た。
品川からの京急では初めてウイングシート(指定席)を予約して乗ってみた。
ガラガラだったから行きは指定席じゃなくてもいいのかも。
まずは汐入で降りて、友だちがタコス屋を営んでいるのでそこに顔を出すことに。
家の近くは雨が降っていたのに横須賀は晴れ寄りのくもりだった。
駅からすぐ。イカす看板!
二週間前に立ち飲みスペースを作ったそうで、わたしたちが初利用だったと聞いて笑った。何も考えずにここがちょうどいいじゃんってなったんだけどな…。
メニューはこんな感じ。
わたしはタコス2つと店主おすすめのフライドポテトのタコスセットに。小ぶりなんだけど具材がたっぷりなので二つ食べるとかなりお腹に溜まる。
夫が選んだのはビーフとポークのタコス2種。
わたしはポークとチキン。
メキシカンフライは、ポテトにピコデガヨというサルサソースにハラペーニョ、チェダーチーズがかかってかなりボリュームがある。
お店に差し入れたテキーラをご相伴に預かってみんなで乾杯したり、話ができて良かった。「横須賀に遊びに来てくれるのも嬉しいんだけど、本当は住んで欲しいんだよね山も海もあっていいところだから」と話していたのが印象的だった。夫は横須賀の雰囲気が結構気に入っていた。海の近くで育ったマンだからかな。
タコス屋を後にして、三笠公園でやっているカレーフェスを覗いてみることに。お腹いっぱいだけど、とりあえずぶらぶらしよう。
カレーフェスはまあ、ふ〜んという感じだったんだけど、戦艦みかさへの入館料が安くなっていたしせっかくだから入ってみることにした。
ゲームの「オブラディン号の帰還」で死体だらけの船をうろうろしたので、船内をあれこれ歩きながらゲームのことを思い出したりした。
ゲームだとこういう高いところで襲われて(略
みかさは、日露戦争の時に活躍した戦艦。当然ながら船内では「当時はこんな活躍をした」という説明があちこちにあった。このご時世だと昔話として今と切り離して捉えにくくて、「わーすごい」みたいな感想も持ちづらく結構複雑な気持ちになって船を後にした。複雑な気持ちになるのが正解のような気もする。
あと、タコス屋の友だちにおすすめしてもらった古着屋を見に行った。徳利さん行きつけとのこと。
カレーフェスでも古着は欲しいはず。
5月の日差しはきつくて、だんだん暑さで疲れてくる。電車とバスを乗り継いで移動するつもりだったが、タクシーに乗って移動することに。次は横須賀美術館へ。
ポーラ美術館に並んで名前が出ることも多いのも納得の佇まいの美術館。何より人が少ないのがとてもよい。
今は浅井閑右衛門展。正直知らない画家だったんだけど、絵に現れる人柄の明るさひょうきんさが魅力的だった。もちろん暗いトーンの作品もいろいろあるんだけど、あまり内面の葛藤とか鬱々とした感じがなくてなんとなくカラッとしていた。酒の席が大好きで、人好きもして友だちの絵をたくさん描いている感じがコミュ強な感じがする。
美術館の後は、海辺に沿って作られているボードウォークを歩き波飛沫がかかりそうなのにヒヤヒヤしたりした。地元の子どもがわざと海ぎわを歩いてまんまと波飛沫を浴びてて微笑ましかった。
満足したので帰路につく。なんせ家まで遠いからね。
帰りの電車で爆睡したりしつつ、地元に帰りついてよく行く中華料理店で夕飯を済ませる。
前菜に頼んだきゅうりと湯葉の和え物の塩気がとてもおいしくて、しょっぱいものを求めていたのだと気がつく。
蒸し鶏涼麺。今日は冷たい麺日和!
満足して帰宅。
最近日差しの強い日に歩き回ると間違いなく頭が痛くなるんだけど今日もまんまとそうなった。困ったなあ。
疲れたけど充実の一日だった。さすがに早めに布団に入ってぐっすり寝た。