20231028 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンとJIN JINとの再会

晴れ。

朝起きて洗濯2回転。眠気に負けて二度寝して起きたら10時半。身支度をして家を出る。今日はマーティン・スコセッシ監督新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を観る。

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上映時間が3時間半とトイレが心配だったので、巷で噂の団子で対策。近所の和菓子屋でみたらし団子と磯辺団子とくるみ餅を買った。近所の和菓子屋で買うというのはなんともいいものだな。

3時間半があっという間と聞いていたが本当にそうだった。わたしは映画中はライトが光ってしまうスマートウォッチを外すのだけど、だいたい1、2時間ぐらいで時間を確認したくなるのが今回はそれがなかった。好むと好まざるとにかかわらず、不穏な気配がずーーーっと続いてテンションがずっと維持されているのが何よりすごい。ロバート・デ・ニーロの怪物演技、ディカプリオの愚かな男っぷり、寡黙で賢い女性を演じたリリー・グラッドストーンの三人の軸がどしっと置かれていて、緊迫しているんだけど映画の「良さ」の安定感がすごかった。この映画はギャング映画そのもので、利権と金のために人を人とも思わずひたすら支配と略奪が繰り返されていくのがつらい。劇中の「インディアンの命は犬より軽い」というセリフがとてもショッキングだった。とても面白かったけれど、観終わるとどっと疲れた。たまにはこういう疲れる映画もいい。ちなみに団子の水分保持効果により、尊厳の危機は免れた。団子すごいな。

今日は14時から滋賀レイクスvs. アルティーリ千葉の日。アルティーリ千葉はB2東地区首位のチームで、SNSでチーム関係者が他チームのブースターを貶めるような発言をして炎上したり()といろいろな意味で目立っているチーム。滋賀にとってはB1への昇格を目指すには絶対に勝ちたい相手。でも負けてしまった。2点差まで詰め寄った時もあったのだけど、勝ちきれないところに千葉にあって今の滋賀にはない勝負強さを感じる。

映画終わりに試合の結果を見てがっくりしながら帰途に就こうとしたら、新宿紀伊国屋の地下にあった好きなパスタ屋のJIN JINが復活していることに気が付いて喜んだ。捨てる神あれば拾う神あり(?)。一度閉店した後、別の場所で営業していると聞いていたが、また前の場所に戻ってきたのだなあ。うれしい!急遽ここで夕飯を食べて帰ることにした。

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茄子とベーコンのアラビアータを選んだ。数年ぶりに食べたが、相変わらずのもちもちしたスパゲティがおいしい。満足して家に帰る。

帰宅してしばらくすると、夫がピューロランドのハロウィンイベントに出かけていった。中年男性が夜中に一人でピューロランドに行くというのがなんか面白くてニコニコしながら見送る。久しぶりの一人で過ごす夜だが、映画でくたびれてしまい、普通に風呂に入って夜更かしすることもなくいつもの時間に寝た。