20161122

いい夫婦の日地震で目が覚めた。早めに起きたのにテレビのニュースについ気を取られ普通の時間に家を出たら地下鉄のダイヤがボロボロになっており遅刻した。駅のホームがやたら空いていたのはみんな休みなのか、地震の影響なのか、電車が遅れていたからなのか。/仕事は引き続き平和。先週の大変さと足して2で割りたい。上司と上期の評価面談。これまで通り「ふつう!」の結果。評価については2分で終わり残りの時間はとりとめなく話題が移ろった。一人20分と決まっていたので腰を据えて話をするには短すぎた。/ほぼ定時で上がって銀座に行く。銀座への心の距離はいくつになっても空いているが、実際のところ職場から電車1本で数駅なのだ。もっと早くから行けばよかった。でも寄り道だとか余裕が出てきたのは今年の9月からだから仕方がない気もする。/スカラ座で「ガール・オン・ザ・トレイン」。ミステリー映画を久しぶりに観たなあ。映像が美しく、出てくる女の人たちもそれぞれ違った美しさで良かった。エミリー・ブラントの酒やけ顔がすごかった。飲みすぎるとああいう肌感になるよね…………!!!!あれはメイクなんだろうか。お酒に依存もしていないし、子どもも欲しくないし、ドチャクソ未練のある元交際相手もいないし、主人公に自己投影できる要素はあまりないはずなんだけど「そんなつもりはないのに事態はどんどん最悪な方に転がって行くあの感じ」だけはわたしは知っていて、あああ…!みたいに掌をギュッとしながら観た。アメリカのアル中はウォッカをナノゲルボトルに入れるのか。日本なら鬼ごろしとか呑とかでちっともスタイリッシュじゃなくなるよなみたいなことを思った。あと死ぬまでに一回でいいから座り心地の良さそうなあの革張りの椅子に座って分析医に打ち明け話とかして涙をこぼしたい。お金の工面をどうしてたんだろうという疑問だけすっきりさせてくれたら後は文句言わないから、という作品だった。