20240106 断捨離、ゲゲ郎、最後の晩餐

いつもの時間に起きる。眠い、だるい、とても眠い。治まりそうでまだ片頭痛は続いていたので薬を飲む。

洗濯を何回かして身支度をして出発。午前中は父の家に必要なものを取りに行くミッション。義理姉と待ち合わせて、家の中で必要なものを探す。無事必要なものは見つかったが、相変わらずの絶望的な物の多さに閉口する。

几帳面だった父ですらこうなるのだ。一人暮らしでこうやって倒れてしまうと、誰かに家の片付けをやってもらわなくてはいけない。なんとなくわたしは一人暮らしで死ぬような気がしているので、これ以上物は増やさないようにじわじわ物を減らしていこうと思った。どうしても迷惑をかけてしまうから、せめてできることはしておきたい。理想は1Kに一人暮らししていた時ぐらいの物量だ。元気があれば整理整頓やメンテナンスができるが、死ぬ前は元気がなくなるのだからどうしても手が回らなくなる。みんなが断捨離断捨離というのが分かる気がする。

昼過ぎに義理姉と分かれ、品川へ向かう。品川で「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観る。

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横溝正史の作品のような因習村ミステリーのルックでありつつ、紛れもない鬼太郎誕生の話でもあった。鬼太郎がどういう存在なのか、よく分かっていなかったので素直に感動した。

アクションシーンが異様によかった。

 

映画を見終わった時点で昨日からの疲れがとれておらずもうヘトヘトであったが、数か月前から今日は元同僚と食事の約束をしていたので次は目黒に向かう。

グルメブロガーがおすすめしており気になっていたfours。サーブがやたら早く絶対に2時間で一回転させるという強い意向を感じるが、どれもおいしかった。カジュアルに使えて近所に欲しいタイプのお店。ネットで予約できるし。塩気がはっきりしているので、お酒を飲みつつ楽しむタイプのお店かもしれない。

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スパークリングワインで乾杯。
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カリフラワーのムース。いくらと海老が上に乗っている。ムースはスモーキーな味がついていて、カリフラワーが苦手な友だちもおいしいと食べていた。ポンってすぐ出てくるけれど異様にうまい。
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カンパチのカルパッチョ。マリネの塩梅が絶妙。とてもおいしい。
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ブッラータとフルーツのカプレーゼ。はちみつが上にかかっていてフルーツの甘さもあってデザートのよう。
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海老のグラタン。アメリケーヌソースがおいしい。大ぶりの海老もぷりぷり。
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すだちソーダ。料理によくあった。
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ポーションがそこまで多くなかったので追加で注文したフライドポテト。カレー風味のマヨネーズソースをつけておしゃれな味に。
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メインの「大人のわさビーフ」という名前の和牛のたたきとわさび菜。肉で葉っぱを巻いて食べる。わさび菜もドレッシングがかかっていて単体で食べてもおいしい。

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カニといくらと百合根の土鍋ご飯。冬のご馳走ごはんにテンションがぶち上がる。

味変用の薬味タレをかけたり、あとでだしをもらって出汁茶漬けにして食べたりできる。
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アールグレイクレームブリュレ。こっくりとした甘さでデザート欲が完璧に満たされた。

 

同僚二人は仕事に子育てに忙しそうだが、元気に過ごしているようでほっとした。なんとなく父のことも来月の入院のことも話す気になれず、自分のことはごくごく当たり障りのないことばかり話した、でも友だちに会えるだけでなんだかほっとした。

多分今日が手術前に友だちとごはんを食べる最後の日になると思うので、おいしいご飯が食べられてよかった。

 

20240105 仕事始め、救急搬送、マイキー復帰

久しぶりに単日で日記を書く。日記とは。

今日から仕事始め。片頭痛も5日目。起床即服薬。仕事といっても在宅勤務かつ周りに休みが多いのでやることも少なく、正月気分が抜けないままのんびり仕事をしていた。

昼、義理姉から連絡が来る。一人暮らしの父のもとを訪問したヘルパーより、父が応答しないとのこと。とっさに母が亡くなった時のことを思い出す。鍵を持っている人間がその場にいないので警察を呼んでドアを開けたところ、意識のない父が発見された。救急搬送することになった。やばいやつだ。

わたしはすぐに上司に相談し、急遽仕事をあがらせてもらい父の家に向かった。すぐ搬送先が決まるようだったら病院に直行しようと思ったが、搬送先が決まるまで1時間程度かかっておりわたしが現地に着いたタイミングでやっと搬送先が決まって出発するところだった。詳しい説明を聞くまでもなく救急車にわたしも同乗して出発。中に入ると、意識不明と聞いていた父は意識が戻っており、会話も可能になっていたのでほっとする。ただ、明らかに何らかの病変が起きているのは素人目にも分かった。

父の家から大分離れた病院に到着して、診察をしてもらっている間に受付をする。その後呼ばれて診察の場に同席。父の主訴は痛みだったが、いろいろ検査をすると体のあちこちに問題があることが分かった。そうだろうね。即入院となった。先生の話を聞いていると、検査項目や病変の説明がスムーズに理解できるので仕事でいろんな疾患のことを勉強していてよかったと思う。こんな風に役に立つ日が来るんだな。父はすごく具合が悪い。具合が悪いが、治療はできるのでおそらく改善の見込みはあるとのこと。

病院嫌いでありとあらゆる体調不良を放置し無治療を貫いた結果こうなった父は、さすがに辛さがこたえたようでみんなの話を素直に聞いていた。元気になってきたらまた治療に反発するんだろうな。まあそうなったらその時考えよう。しかし無治療で80まで生きられるのだから、健康に気を使うのは人間の寿命に対して些事なのでは?と思ってしまう。それでもわたしは健康寿命を大事にするけどね。

高齢者が多く終末期治療もするような病院だからなのか、初診の場で延命治療を希望するかを確認されたり、不穏状態になった際に身体拘束を行う可能性があることの同意を求められる場面があった。わたしは仕事柄もあって普通に聞いていたが、この話をするだけでも動揺する家族は多いだろうと思う。センシティブな話をたくさんしながら患者さんとコミュニケーションを取らなくてはいけない医療従事者の皆さんに頭が下がる思い。

救急で病院に入ると、とにかく待たされる。病院にいる時間の8割は待っていたような気がする。義理姉と兄と三人で待っていたが、繁忙期の兄は大分余裕がなさそうだった。去年ぐらいから兄の連絡が塩だなと思っていたが、聞くと異動になりかなり忙しく責任のあるポストになったとのこと。知らなかった。それはそっけない返信になるのも仕方ないのかもしれない。義理姉は義理姉でいろいろあり、甥・姪も環境に変化があり、なんだかみんな大変な一年だったようだ。みんなお疲れ。

入院手続きも諸々終わり、解散したのが夜。気疲れしたので甘いものが食べたくなりミスドに吸い込まれてドーナツを二つ食べて夕飯とした。とてもおいしかった。

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なんとか家に帰りつく。今日は滋賀 vs. 愛媛の試合が19時から。本当だったら最初から家で観戦していたはずなのに、こんなことになるとは。帰宅すると20時半だった。へとへとだったが、今日から川真田選手が復帰するので試合をとりあえず見届けようとTVの前に座る。休み明けだからなのか、いまいち調子の上がらない滋賀だったが、「調子が悪くても勝つ」ということを達成してくれるチームだと信じることにしていたので応援した。3Qには逆転すら許すが、4Qでなんとか突き放して勝利した。

川真田選手はファールアウトしていたが、後半から見る分にはすっかり復調してそうだった。本当に良かった。ピンク髪の大きな体がゴール下でリバウンドを取る姿をずっと見たかったんだ。いつも川真田選手は楽しそうに試合に出ているのだが、眺めているだけで元気が出る。おかえりマイキー。もう今季は怪我しませんように。

明日も午前中から父の家に行く。たまたま予定が重なっている日なので、一日外出になってしまった。なんとか体調がもちますように。

20240101‐20240104 年始日記

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今日1/4で冬休みが終わるのでいったんここまでの日記。

 

20240101

いつもの時間に起きる。眠くて二度寝しようかと思ったが、なんとなく目が覚めてきたので台所に立ち出汁を取り雑煮を作る。具材は鶏もも肉、大根、人参、茹でたほうれん草に柚子の皮を添えたもの。

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写真はおかわりしたやつ。柚子を乗せ忘れた。

すまし汁のいつもの関東風だが、使ったのが家にあったいりこ出汁のパックだったのでいりこ風味だ。母が作ってくれた雑煮の味ははっきりと思い出せないが、多分こんな感じだったなと記憶と自分の作る雑煮の味が段々一致していくのを感じる。

一昨日届いて解凍していたおせちを開封していただく。

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今年は婦人画報のものを取り寄せてみた。ベーシックな味付けで、幅広い年齢層の人が食べるという感じ。おいしかったが、去年のオイシックスのおせちの方が好みだったかもしれない。

生放送のネタ番組をなんとなく見てぼんやりしてから身支度をする。

今日は新宿でアキ・カウリスマキ監督「枯れ葉」を観に行った。

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東京(の西側)で一番好きな日は元旦だ。大体いつも晴れているし、電車や街に人が少ない。今の家庭環境では元旦に親戚の家に集まったりすることがなく比較的自由に過ごせることもあって、大体元旦は街の様子を見がてら映画を観に行っている。

新宿は空いていた。歩いている人のほとんどが外国人観光客だった。年越しを日本でしたんだろう。

「枯れ葉」はいい映画だった。つましい労働者であるわたしにとって元旦にカウリスマキの新作を観るのはいいなと思って選んだのだが、まさにぴったりだった。

普遍的でストレートなメロドラマだったが、劇中でウクライナとロシアの戦争のニュースが断続的に流れており紛れもない今の話だった。同じ大陸の中で戦争が起きていても、生活は続くし誰かと誰かが出会って恋に落ちることもある。社会の中で理不尽な目に遭う登場人物たちへ注がれる温かいまなざしにこちらもなんだか励まされる。デートで見に行く映画のチョイスも最高だ。場内にクスクス笑いが起きていた。

いい映画だったな~とほわほわしながら帰途につく。

途中、最寄り駅のスーパーで近所に住む友達とばったり会う。わたしは食べきった餅を買い足しに来ていて、友だちは洗剤をカゴに入れており、スーパー日常だった。今年もよろしくね。

帰宅すると、家にいた夫が「ちょうど今地震があって長いこと揺れていた」と言う。歩いていて気が付かなかった。驚いて携帯を見ると続けて地震速報の通知が来て、能登半島震度7とある。アプリを立ち上げてラジオNHKを聞くとアナウンサーが津波警報が出ていると緊迫感のこもった声で話している。しばらく聞いていると大津波警報に切り替わり、途端に叫ぶような声に切り替わった。聞いていると涙が出そうで動悸がしてきた。Bリーグのブースターばかりのわたしの旧Twitterのタイムラインも地震の話で埋め尽くされている。TLを追っている間にも、どんどん余震とみられる地震の通知がやってくる。何をするのも落ち着かない気持ちになってしまい、その後何をしたかあまり覚えていないが寝る前には頭が痛くなったことだけは覚えている。夫がずっとゲームでテレビを使っていたのでニュースを見ることはなかったが、見ても今は何もできないし気持ちが落ち込むだけだったから見なくてよかったのかもしれない。

 

20240102

朝起きたら、ひどい頭痛だった。ガンガンするので起きてすぐ薬をフルセットで飲む。いつもの猫らの世話をした後、布団に倒れこんで11時まで寝る。今日は15時から映画の予約をしていたが、無理だと悟り諦めて再び寝た。ああ…チケット代…。

昼過ぎに再度起きたら少し動けるようになったので、ベッドにPCを持ってきて進撃の巨人の続きを見る。S5に突入。

続けて友だちにお勧めされていた「長ぐつをはいたネコと9つの命」を観る。アクションの漫画的な演出が楽しい。(有害な)男らしさからの脱却、仲間たちと疑似家族になることで互いの傷を癒していく過程は丁寧で、何より肩の力を抜いて楽しめる作品だった。猫飼いとしては時折出てくる猫の仕草がたまらなくかわいかった。

夜、飛行機事故の報を聞く。

 

20240103

頭痛は続いていたが、薬が切れたらすぐ飲むようにしているのでなんとか生活ができる。今日は日比谷でリドリー・スコット監督「ナポレオン」を観る。

3日の銀座はそこそこ人がいた。初売りも始まってるしね。

「ナポレオン」は158分の長さを感じないあたりさすがリドリー・スコット御大という感じがする。合戦シーンでの引きの画の迫力、リッチさに唸る。うーーん、潤沢な予算を感じる~~~~!

ナポレオンのことは詳しくないが、この映画でのナポレオンの「フィクション」に反発があがっているというのは事前に聞いていた。確かにこのナポレオンは、卑近で器が小さくとても嫉妬深かった。北野武監督「首」にも通じる「英雄などいない!!!」というリドリー・スコット監督の主張は、ナポレオンガチ勢・西洋史ガチ勢には受け入れがたいものがあるだろうがわたしは結構好きだった。ジョセーフィヌのヴァネッサ・カービーの妖艶で少し人並外れた雰囲気は、とても素敵だった。冒頭のショートカット、よく似合っていた。悪妻として語られることが多いというジョセフィーヌは今作ではナポレオンと共依存関係だったこともすごく印象的だった。

4時間半のディレクターズカット版がそのうち公開されるようで、ジョセフィーヌの場面が増えるようなので公開されたらまた観たいと思う。

映画を観た後、無性に麺類が食べたくなり舎鈴で担々つけ麺を食べた。

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つけ汁を服に飛ばさないようもたもたと食べていたら、隣の席の若い女性が麺をかまずに一気にすすり上げる食べ方がとても上手で少し見惚れてしまった。わたしもそれできるようになりたい。

寝る前、山手線の秋葉原駅車内で4人刺したというニュースが入ってくる。

 

20240104

頭痛はまだ続く。先月はひどい頭痛が一週間続いたので、そのつもりでいるので驚きはない。淡々と起床即薬を飲む。猫らの世話の後、コーヒーを淹れちびちび食べていたシュトーレンを食べきる。そして9時半まで二度寝した。夫は腰が痛いと言っていてつらそうだ。ゲームのし過ぎだと思う。二度寝したら頭痛がましになったので洗濯をして、身支度をした。

午後から吉祥寺でヴィム・ヴェンダース監督「PERFECT DAYS」を観た。先に友だちが観ており感想もなんとなく聞いていた上に、会社の先輩が「観たよ いけすかんね」とバッサリだったのであまり期待していなかったのがさすがヴェンダースというのか期待よりずっと良かった。

ただ、役所広司+ヴェンダースの映画ではあるのだが、なんというかファッション清貧とでもいうような脱臭された「慎ましくていねいな暮らし」が看過できないレベルで鼻につく作品だった。役所広司が演じる平山はトイレ清掃員というブルーカラーでありながら、彼が清掃を担当するのは意匠をこらした綺麗なトイレのみ。東京にはそんなトイレしかありませんとでもいうように…。古いアパートに住みながらも貧乏ではない暮らし方(アパートだがメゾネットのような間取り、毎日外食、毎日銭湯、使う洗剤は割高な個包装タイプ、スーパーは登場せずコンビニのみ、おまけに育成ライトを24時間使用、私服は地味ながら新品のよう、趣味のフィルムカメラオリンパスμ)はきょうびとても贅沢な趣味、などなど)。彼がプリントしたボツの写真を躊躇いもなく破り捨てるのをみて、ちょっと「ぐぬぬ」となった。プリント1枚だってお金がかかるんだぞ。

彼の暮らしは嫌というほど文化的だ。行きつけの古書店があり、行きつけのカメラ店があり、植物を大事に育て、行きつけの飲み屋のママは紅白に出られそうなほど歌がうまい(これはあんまり関係なかった)。

途中、なぜ彼が文化的な生活をしているのかを察せられる展開があり「ああ、彼は「下りてきた人」なんだな」と納得した。このくだりがなかったら、この映画は結構いらいらしたかもしれない。

あとから友だちに教えてもらったが、もともとファーストリテイリング(トイレプロジェクト)と電通、渋谷区の企画から始まった映画なのだという。そこにヴェンダースがよくはまりこんだな!とびっくりする。

ポスターを改めて眺めてみると「こんなふうに生きていけたなら」とある。それは本当にそう。映画としてはとても美しい。選曲も最高だった。途中若い女の子にぽーっとなるくだりは、本当に見てらんないと思ったしあの場面は要らなかったと思うけど。そんな形で「平山の異性への免疫のなさや平山の朴訥な魅力が若い女に通用する」みたいなことを描かないでほしかった。

あれこれ書いたけれど、この違和感は、日本が舞台であることによって、画面の中が解像度が高く見えてしまう弊害なのかもしれないとも思っている。きっと海外の映画でも異国フィルターで多大に見落としていることがたくさんあるんだろう。
いい映画だと思うし、役所広司は本当に素晴らしい役者だと思うけれど、そんなに綺麗事ばかりではないと真っ先に思ってしまい、世の中を見る目が濁ってしまった己の悲しさを目の当たりにした。

 

いろいろ考えていると、トイレ清掃員というブルーカラーに主人公を置き、主人公はその環境に満足し受け入れるという映画を行政と大企業がスポンサーとなって作るってやっぱり結構グロテスクに思えてきた。

 

友だちと感想のキャッチボールをしながら帰宅。カレーが食べたかったのでマッサマンカレーのペーストを使ってカレーを作った。マッサマンカレーを作ったのは初めてで、正解がよく分からない。まずくはなかった。

2023年良かった映画

2023年に観た映画ベスト10。劇場で観たのは36本。今年もいい映画がたくさんあって10本に入りきらなかった映画もいくつか。

 

1位「エンパイア・オブ・ライト」

とにかく他人事と思えないオブザイヤー。見ていて楽しいとか、物語として面白いとか、映像が美しいとか、実人生では見られない光景を見せてくれるとか、映画の魅力はたくさんあれど、こうやって自分の心に明かりを灯してくれる作品に出会えると、映画が好きで良かったと思う。映画の冒頭のモーニングルーティーンの息をのむ美しさも素晴らしかった。

観た直後の感想はこちら。

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2位 THE FIRST SLAM DUNK

この作品を見ていなかったら、今こうして滋賀レイクスを応援していることもなかった。映画を見て前シーズンのBリーグの試合を見に行き、夏のW杯で川真田選手を知り、10月から川真田選手が所属する滋賀レイクスを応援するようになって3か月。とっても楽しい一年だった。作品としても素晴らしかったしとかけがえのない体験のきっかけになったこの作品のことはずっと忘れられないと思う。井上雄彦先生ありがとうございました。

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3位 「ザ・フラッシュ」

ヒーローのオリジンもので一番好きな作品になった。いとおしい一本。

エズラ・ミラーのギャラ2倍の働きぶりは必見だよ。高速移動のルックもかなり好きな感じだった。

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4位 「グランツーリスモ

今年はCOVID-19に罹患して寝込んだ期間があって、快気祝いに観た作品。そんなコンディションだったこともあって、シンプルで王道のストーリーがとても心に沁みたし、元気が出た。ニール・ブロムカンプ監督がこういう職業監督的な作品を手掛けるのは意外だったけれど、腕の確かさを知らしめる一本。デビッド・ハーバーの名優ぶりを堪能できたのも嬉しかった。

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5位 「フェイブルマンズ」

スピルバーグの半自伝的映画というから青年が映画と出会って紆余曲折あって才能を発揮する話なのかと思ってノコノコ劇場に出かけたら、とんだ家族地獄ものが始まって頭をぶん殴られた一本。地獄だけど最高でした。スピルバーグ監督への畏怖の念が高まった。

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6位 「君たちはどう生きるか

映画としては歪な部分もありすぐれた映画というのとは違うと思うけれど、わたしは宮崎駿監督の「老い」と「世代交代」が色濃く出たこの一本がかなり好き。「つじつまが合わないけれど見ていて楽しい」を作れる監督はやっぱりすごいと思う。

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7位 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」

これはこのVOLUME 3単体というよりシリーズ3作全体に向けての評価かもしれないけれど、無事に完結したことと、このシリーズで与えてくれたいろいろの楽しさに感謝して。彼らが家族になっていく様を見せてくれてありがとうの気持ち。

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8位 「イニシェリン島の精霊」

対人関係において「後に引けなくさせる」ことの行きつく先を寓話的に描いた作品。頭をガーンと殴られたような感覚オブザイヤー受賞。マーティン・マクドナー監督の作品はこれからも追いかけたいと思う。

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9位 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」

まだ完結していないけれど、トム・クルーズ現人神ぶりを堪能できたので。

ストーリーは正直ガバガバなんだけど、愛嬌のあるガバガバぶりなのがうまいなと思う。広げた風呂敷を後編でどう畳むのか楽しみ。

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10位 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

大好きな友だち二人と観に行ったことや、この映画を通して出演者たちの実際の世界に広がっていったバックストーリーを含めて2023年で印象的だった作品。ポップカルチャーの洪水のような情報量、シンプルで優しくて力強いメッセージ、いとおしい。

観た直後の感想はこちら。

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以上10本でした。今年はエンタメ感の強いシンプルなものを多く選んでいたような気がします。COVID-19の影響下にあった世の中が次のフェーズに進み、以前のような生活にほぼ戻ってきたことも影響があるのかもしれない。

ちなみに10本に入りきらなかったけれど良かった映画として他に「生きる LIVING」、「首」、「ダンジョンズ&ドラゴンズアウトローたちの誇り」、「バービー」、「ノースマン 導かれし復讐者」という感じです。

20231229-20231231 仕事納め、大掃除、勝ち納め

明けちゃったけど年末の日記

20231229

仕事納めの日。仕事は午前中までで、昼から納会があるので実質半日。コロナ禍で納会が数年実施されていなかったため、会社でこんなに大人数で飲み食いする光景にちょっと圧倒される。

わたしはお酒は飲まず寿司やピザを食べて、頃合いを見て帰宅。お疲れ様でした!

今日は午後から換気扇掃除に業者が来ることになっていた。業者曰く、あまり見たことのないタイプの換気扇だったらしく、分解に手こずったとのこと。どうりで自分でやろうとしてもうまく外せないわけだよ。裏側に油が溜まりまくっていたらしい。依頼して良かった〜〜!!お金はそこそこかかったが、隔年ペースぐらいでお願いしよう。中までぴかぴかになった換気扇を眺めてとてもさっぱりした気分になった。

作業してもらってる間もわたしはわたしで大掃除を進める。ウッドブラインドの拭き掃除(面倒くさい)、リビングのエアコンの拭き掃除とフィルター掃除などなど。

14時から滋賀は対静岡戦。しかし見る暇がなかったのと、負けていたので結果だけ追っていたがなんとオーバータイムの末逆転勝ちしていた!!試合内容はあまり良くなかったけれど、調子が悪くても勝てる試合をここのところちょくちょく見る。すごいことだ。

今日は夜から焼肉の予約していたので、夕方に夫と出発。1回転目のお客さんが終わり次第ということで19時半から20時過ぎに入れる枠。しばし待って入店。いつものお得な切り落としの盛り合わせ、キムチ、ライス、テールスープを堪能。前回頼んで気に入った生マッコリも。

夫に「今年買って良かったものって何?」って尋ねたら「nasneを買い替えたことかな」って返ってきて面白かった。それそんなに大事だったんだ。

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帰宅するとどっと疲れが出た。出社して、帰ってきて、大掃除して、また電車に乗って外食したんだからそりゃ疲れるはずだ。

 

20231230

今日は夫が朝から友だちと会いに出かけるので、一人大掃除の日。寝室や寝室側のベランダ周り、洗面所などなど。

14時から静岡戦GAME2。今日はちゃんと見ると決めていたので、遅めの昼ご飯を食べながら見る。今日はジャスティン・バーレル選手が欠場。昨日の試合で手の指を骨折してしまったとのこと。なんということだ。滋賀のセンターは、この選手と川真田選手なのだが川真田選手はまだ欠場中。センターを欠く状況となってしまったことが試合直前に分かり頭を抱える。キャプテンも、日本代表センターも、替えの効かない外国籍センターもいなくなってしまった。どうか踏ん張ってくれ…と祈るような気持ちで画面を見守る。センターがいない分、PFの選手がゴール下も守るといういつもと違うフォーメーションがかみ合わなかったのか前半はいまいち調子が乗らなかった。ただ、後半になるとライアン・クリーナー選手をはじめとして、スリーが入るようになってきた。不思議なもので、打つスリーが全部入る流れというのがある。今日の滋賀はそれだった。特に、3Q終わりに出場した眞庭選手のスリーは出場即スリーでブザービーターという、勝利を決めた一本と言ってもいいシュートだった。地響きのような歓声よ。

 

3Qは見ていてなんだか涙が出そうになった。ジャスティン・バーレル選手がいない今日は絶対に負けたくないという強い強い気持ちがそうさせたんだろう。4Qも突き放す展開になり、最後は特定指定選手で加入し今節からデビューの江原選手がスリーを2本も決めて終えるという気持ちよさ。直前のタイムアウトで江原選手にスリーを打たせようと話していたとはいうものの、もらったパスを着実に、しかもクイックリリースで決めるのが格好良すぎた。この先の活躍がとっても楽しみ!

今日はわたしの好きなライアン・クリーナー選手が大活躍したし、ロスター全員得点の日でもあったから今年最後の試合の日にこういう終わり方を見ることができてとても嬉しい。スポンサーの吉野家のオレンジの法被が良くお似合い。

 

試合を見てぽわぽわした気持ちのまま大掃除を再開。夜遅くご機嫌で夫が帰ってきた。楽しかったようで何よりだ。

 

20231231

あっという間の大晦日。大掃除は8割終わったぐらい。午前中は疲れが出て二度寝。11時ごろに慌てて起きる。昼ご飯を食べに駅まで行くが、いつも行く店は大体休みなのでモスで食べた。大晦日の営業ありがとう、モスバーガー。スパイシーモスバーガーを食べた。夜に食べる年越しうどん(夫は蕎麦アレルギーなので我が家は毎年年越しうどん)用の天ぷらを調達して帰宅。キッチン回りを夫が担当してくれるというのでお任せして、洗面所や寝室の残りの掃除を済ませた。洗濯が終わり切らなかった極一部を除いて、大掃除が終了。わーなんとかなってよかった。心底ほっとする。しかし暮らすって家が汚れるね。また一年かけて汚していくんだよなあと言って遠い目をしていたら夫に苦笑された。

掃除で疲れたので17時過ぎに天ぷらうどんを作って食べた。紅白はほとんど見なかった。途中、10‐FEET「第ゼロ感」の演奏時に千葉ジェッツの富樫選手と横浜ビーコルの河村選手が出るのだけ見た。今日は二人とも昼間に試合やってから紅白出てるんだよね…。バスケの広報活動のためとはいえマジお疲れ様すぎるよ……!ありがとうありがとう。滋賀では今年は第ゼロ感は試合時の音楽に使っていないが、他のチームはほぼみんな使ってるのではないかな?と思うぐらい試合を見たり現場に行くと流れている。途中チバユウスケの名前を叫んでいたのにグッと来た。THE FIRST SLAM DUNKの劇中映像もふんだんに使うほか、日本代表のW杯ベネズエラ戦の映像もたくさん流れてとてもぐっときた。パリ五輪、楽しみだ。

22時には疲れて眠くなったので風呂に入ったが、風呂から上がったら疲れているのに眠気が取れてしまい結局寝たのは1時過ぎだった。寝付けなくてつらかった。

買って良かったもの2023

なんだかんだ毎年書いているので、今年も買って良かったものの話。長いのでお時間がある時に読んでください。

 

  • OpenFit

OpenFit オープンイヤー型イヤホン - Shokz (ショックス) 日本

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今年一番買って良かったもの。

わたしは家事をする時にいつもラジオやPodcastを聴いているのだけど、普段使っているAirPodsProを長時間使っていると耳が蒸れて外耳道炎になりやすい。ノイズキャンセリング中に家族に話しかけられて「え??」と聞き返すのも申し訳なかった。なので、耳を塞がないタイプのイヤホンをずっと探していた。去年SONYのネックバンドスピーカーを買ってそれなりに気に入っていたが、より気にいるものがあったので乗り換え。

Shokzは骨伝導イヤホンで一躍有名になったメーカーだが、オープンイヤー型イヤホンを発売するというのを知りレビューを読むと自分に合ってそうなので思い切って買ってみた。ちなみにネックバンドの骨伝導タイプも店頭で試してみたところ、締め付け感がかなり気になり重めの頭痛持ちの自分には完全に頭痛のトリガーになるのが予想できたので泣く泣く諦めた。

イヤーカフのような形状をしており耳に引っ掛けて装着するが、非常に軽いので掛けているのを忘れそうになる。数時間経って少し当たった個所が痛いかな?と思って掛ける場所を微調整するとまた数時間快適に過ごせる。オープンイヤーなので、ノイズキャンセリングは当然ない。がやがやしている場所だとほとんど聞こえなくなる。家事でいうと掃除機をかけたり水をたくさん流すと聞こえづらくなる。でも家にいる時はこれで十分快適。オープンイヤーなので静かな場所で近くにいると「なんか音がする」と気が付かれる程度。何よりノイズキャンセリングの独特な圧迫感が皆無なのがとても良い。発売当初はマルチポイント接続が未対応だったがアップデートにより対応されたのも最高。携帯、ノートPC、TV間のBluetooth接続の切り替えもスムーズでとても助かっている。

 

以前持っていたノートPCを使わないからと言う理由で一昨年に手放したが、日記を再開してからやっぱりPCが欲しくなり購入。キーボードで書いたりiPadよりもさくさく使えて配信系のあれこれも見やすい大きさで見られるので嬉しい。予想外に良かったこととして、社用PCとメーカーが一緒なのでACアダプターが共用できるようになりPC持ち帰り時の荷物が軽くなった。

約9万円かつ不定期開催される楽天リーベイツのキャンペーンで20%ポイント還元付きで、サクサク動く有機ELの画面のノートPCが手に入って大満足。

ちょうど買った時が8月のCOVID-19に罹患している時で、ベッドで横になりながらあれこれ見たりしたのも今年の思い出。

 

  • Fire TV Stick 第3世代

買って良かったのド定番ですが。

わたしはBリーグの試合をバスケットLIVEという配信サービスで見ているのだけど、TVでも試合が見たくて購入。TVで見たければこれ一択しかほぼない感じ。ブラックフライデーの時に半額になっていた。

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画質はそこそこだけど、バスケの試合を大きい画面で見られるのはやはりすごく良い。最近だとM-1反省会がLeminoというアプリ経由でしか見られなかったのだが、なぜかFire TV Stickにはそのアプリが入っていたのでテレビで反省会が見ることができてよかった。マイナーアプリの受け皿的存在。

 

  • 山善 サーキュレーター

yamazenbizcom.jp

14年使っていたElectroluxのサーキュレーターから買い替え。軽くて小さくてハイパワー、360度首振り可能、タイマー設定可能、リモコン付き、おまけに分解して洗えるという「最近の若手はすごいね〜優秀だね~」な一品。風量もそこそこあるので、DCモーターだけどそこそこ音もする。が、機能と価格のバランスを考えるとそれで充分と思う。

 

  • ルンバ j7

ルンバの稼働を前提にした暮らしになって久しい。猫たちの毛が日々大量に落ちるので、ルンバなしの生活は考えられない。これまで古い機種のルンバを長いこと使い続けてきたが、大分使い込んだしマッピング機能のついた賢いルンバが欲しいという話になり買い替えた。リンク貼って気が付いたがj7はもう型落ちになっているんだな。

清掃中の音も大分静かになったし、マッピング機能が優秀。掃除したいエリアを指定することもできるし、掃除禁止エリアの指定もアプリ上でできる。家の中でドアを閉めていて通れない箇所があったら別ルートから頑張って回り込んで掃除してくれる(もちろんご家庭の間取りによります)。ごみが溜まればお知らせしてくるし、「終わったよー!今日はこんな障害物があったよー!」と毎回報告してくるのもなんだか健気だ。高かったけど買って良かった。これからもお世話になります。

 

panasonic.jp

今年は洗濯機を買い替えた年でもあった。カンカンカンと異音がするようになり、修理に来てもらったが「エラーだらけですもう手遅れです」と即診断。9年使った日立のドラム式はとっくに限界を迎えていた。慌てて購入。

また日立のメンテナンスフリーが売りの新商品にしようと思っていたが、修理に来てくれた業者さんが「その機種は買って半年ぐらいで故障したっていうのをたくさん聞きますよ」と言っていたので、ここは無難にパナソニックにしようということでパナソニックに決定。2023年8月ごろの話なので日立の初期トラブルはもう解決済みだったりするのだろうか、そうであってほしいな。

パナソニックは定価販売のみで、メーカーが発売時期からの日数で価格を一律下げていく。わたしが買ったのは新モデル発売が比較的近かった時なので大分値段が下がっていたが、タイミングによっては30万以上で選ばざるを得ない人もいるんだろうと思うとウウッとなる。

洗濯乾燥が2時間で終わるのに感動し(旧機は4~5時間かかっていた)、水温など諸条件から運転時間を自動で調整してくれるのも賢くて良い。最上位機種だとタッチパネルでメニューが選びやすいと散々量販店の担当に言われたが、どうせ決まったメニューしか使わないのでそこは重要視せず少し安い機種にした。そして今、やはり決まったメニューしか使っていない。我が家にとっては高い買い物だったのでメンテナンスをケチらず惜しまず大事に使って長く長く使いたい。

 

  • Wpc IZA 晴雨兼用折りたたみ傘

www.wpc-store.com

日傘を使う時期、亜熱帯に気候が近づいている日本では突発的な雷雨が発生することも多かったのでずっと欲しかった軽くてコンパクトな晴雨兼用の折り畳み傘。とても軽くて、甘くないデザインなのが気に入っている。

サンバリアの日傘も持っていて、そちらの方がより遮光されているような気はする。なので、絶対に雨が降らないことが分かっている時はサンバリア、どうなるかわからない時はWpcと使い分けている。

 

これまでウェットティッシュは元々売られているボトルタイプに中身を詰め替えて使っていたが、開閉を繰り返しある時蓋が千切れてしまったことをきっかけにケースを探して出会った商品。我が家で大ヒットし、ウェットティッシュケースは全てこれに買い替えてしまった。

ケースなのに2400円もするが、なんとも絶妙な出来。まず四角いことで円柱のものより場所を取らない。また蓋がしっかりしていてとてもちぎれそうもないのも良い。取り出し口は緩すぎずきつすぎずでスムーズ。見た目も「ザ・山崎実業のタワー」という感じで悪目立ちしない。地味いいのです。

 

  • 無印 洗いざらし掛けふとんカバー 

www.muji.com

我が家はなんとなく無印の布団カバーやシーツを使っているのだが、数年ぶりに何枚か布団カバーを買い替えたら使いやすいように変わっていたので驚いた。まず、紐で四隅と長辺の真ん中で布団とカバーを固定していたのがスナップボタンで固定する方式になった。とても良い。秒で止め外しができる。そして、ファスナーがこれまでは長辺にあったものが短辺になったのもわたしは気に入っている。細かい話だが、ファスナーが長辺にあると、先に紐をつけて裏返すときに長辺の真ん中のひもはファスナーを跨がないように向きを気を付けてセットしなくてはいけなかった(伝われ)。それが短辺ファスナーになると、何も気にせずセットすればよいので気分的に大分楽なのだ。伝わったかな?

 

  • ニトリ Nフィットシーツパレット

www.nitori-net.jp

ニトリで買うものがあった時(後述)、ついでに何か買うものはあるかといろいろ見ていて気になって買ったら良かったもの。ベーシックなシーツなのだが、ストレッチが効いていてセットするのが楽なのと、びよーんとよく伸びる割に仕上がりがピシッとしていて気持ちよかった。布団にもマットレスにも使える。レビュー数が示す通り人気商品なのも納得。夫はこういうピシッとなるものが好きなのでいたく気に入り後日もう一枚買い増しした。

 

www.nitori-net.jp

のぼるとメルちゃんが一緒に寝られるクッションがあったらいいかな(かわいいし)と思い買ったら、手触りがめちゃくちゃ良くて人間もしばらくなでなでしていた。毎日のぼるはここでフミフミしている。メルちゃんも使ってくれている。猫たちが喜ぶものが正義。

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  • 山崎実業 風呂イス

風呂のイスって壊れないので一人暮らしの時から使っていたものを15年ぐらい使っていたので、ひっかけて吊り下げができるタイプのものに買い替えた。ついでに座面が少し高いタイプにしたら快適だった。今まで大分低いのを当たり前だと思って使っていたんだな。吊り下げをすると椅子だけじゃなくて風呂場も乾きやすくなるわ掃除しやすいわでいろいろ良しでした。

 

  • メラノCC 美白ジェル

メラノCCは美容液が有名だけど、オイルがあまり合わなくてわたしは吹き出物ができてしまう。シリーズでいろいろ出ているのを知らなくて、たまたま夏に使うさっぱりした保湿ジェルが欲しくて試しに買ってみた。そしたらわたし(混合肌、中年、たまに敏感になる)にはものすごくちょうどよかった。千円程度でたっぷり入っていて、ほどよく保湿してくれる。肌が敏感で赤くなりやすい時にも大丈夫だったのも嬉しい。どこでも売っているのも良い。スパチュラが必要なのは若干面倒だけど、気が付けばジャータイプの美容液が最近増えてきたので慣れたので問題なし。美白効果はあまり求めていないので効果は気にしていない。当分お世話になります。

 

昨年末にブラーバを買い替えてから、希釈したアルカリ電解水を水拭き用の洗剤として使うようになったので大容量のを買ったら想像以上に使い勝手が良かった。アルカリ性なので原液はコンロ回りに窓掃除に使い、希釈したものはテーブルを拭いたりブラーバに使ったり。今年の大掃除はかなりアルカリ電解水が活躍してくれた。我が家のマイペット的存在。

 

  • 家事問屋の味見スプーン

kajidonya.com

先日買ったばかりだけどとても気に入っている。長すぎず短すぎずの長さが良い。わたしは味見スプーンを必要としてたんだな…と地味に感動。味見スプーンはもちろん良いが、スプーンの反対側が二股になっていて火の通りを確認できるのも良い。食洗器対応になってくれたら最高だけど、この形状なら手洗いもさほど苦ではないので良し。

 

  • マルチポット

www.t-fal.co.jp

数年前にインスタでやたら投稿を見たマルチポット、今更我が家も導入。いろいろなメーカーから出ているのを見比べて、最終的にティファールのものにした。汁物はもちろん、コーティング加工されているので具材を炒めた後に煮る料理の時にもこびりつかなくて良い。蓋をすれば割合コンパクトになって冷蔵庫にそのまま入れられるのも良い。本体は食洗機OKだが、食洗機の中で場所を取るので結局いつも手で洗ってしまう。コーティングのおかげでするっと汚れも落ちるのもいいね。

 

  • キューネ(Kiihne) バーベキューソース チポートレイバーガースタイル

タバスコのチポートレイソースを一時期よく使っていたのだが、他にチポートレイソースはあるのかと探してたまたま見かけて買ってみたらとても好みの味だった。毎日ピザトーストにかけて食べている。サウザンアイランドドレッシングに似ているんだけどもうちょっとコクがあって酸味は控えめ、ジャンクな味わいがとてもおいしい。肉と相性が良い。

 

オイコスは高いので毎日は食べられないのだが、今日はたんぱく質があまりとれていないなという日など週1回ぐらい食べているので大体いつも冷蔵庫に大事に取ってある。小腹が空いた時はこのたんぱく質で黙らせている。レモン味が一番好きなんだけど友だちもそう言っていたので多分おいしいので合っている。凍らせてもおいしいってバズってたね。

 

  • アトリエうかい フールセック

ukai-online.com

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おいしいと聞いていたが本当においしかった。品川のエキュートで購入。3000円で自分にご褒美をあげたい時の選択肢の一つとしておすすめしたい。

ホロホロ系最高峰なのではないだろうか。食べ始めるとブレーキが効かないおいしさで、甘いものをあまり食べない夫もうまいうまいと食べていた。

 

以上です。家電の買い替えとあとは細々したものばかりでしたが、なんだかんだいろいろ買っていた。見返すと、この一年も生きてたな!と思う。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。また来年もやることでしょう。

20231224-20231228 クリスマス、治らない風邪、長い年末

先週引いた風邪を今週あたまにまたぶり返してしまった。まだ休みに入れない5日間の様子は以下の通り。

 

20231224

いつもの6時に起きて、家事をしてから吉祥寺のケンタッキーにチキンを取りに行く。今年は何だかケンタッキーが食べたかったので初めて予約してみた。チキンを受け取ったついでに吉祥寺のアトレでケーキを調達しようと足を踏み入れたら、開店直後だというのに猛烈に混んでいて面食らう。年末のデパ地下がここにもあったのか。高野とオテル・ドゥ・スズキのケーキの受け取りの列の長さがすごい。しかし手ぶらで帰りたくなかったので行列のなかったパステルでケーキを買って逃げるように帰った。

帰宅後、休む間もなく作り置きを開始。今日は14時から滋賀の試合があるのでそれまでに終わらせたかった。少し14時を過ぎたけれど何とか終わったので、テレビの前を陣取る。

滋賀 vs. 熊本GAME2。昨日36点もとっていたウッドベリー選手がロスターには入っているものの一向に出てこない。どうやら昨日の試合で負傷をしてしまったようで、念のため今日は出場しないとのこと。36点も取るような主力選手が欠場となり外国籍選手が3人のところ2人になることは、普通であればかなりチームとして痛手。それが、熊本はものすごくくらいついてきて、4Qでは手に汗握る接戦となった。滋賀も10人で戦った時こんな感じだったから、敵ながらグッときてしまった。

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のぼる選手、そこにいると時間が見えません。

それにしても熊本の選手、HC、ブースターさんたちの見ていてすがすがしい姿がとっても印象的だった。思わず好きになってしまうようなチーム。

試合中、ジャスティン・バーレル選手がジャッジに納得できず抗議したところテクニカルファウルを取られてしまった場面があったのだが、なんと対戦相手の熊本の遠山HCが「JB!」と声をかけて宥めるという異例の場面があった。どういうことなんだろうと思ったら翌日のこの記事を読んで納得。そして遠山HCの人柄が素敵だった。試合中もでっかい声が実況に入ってきたりとても情熱的なのもいいよなあ。うちのダビーも情熱的だから親近感を抱く。

 

記事から引用

熊本の遠山向人HCは2014(平成26)年から2017(平成29)年まで滋賀でHCを務めた。遠山HCは「滋賀での3年間は、誇りに思ういい時間だった」と話した。3Qにはテクニカルファウルを宣告されても興奮していた滋賀のジャスティン・バーレル選手に対戦相手のHCでありながら、「JB(バーレル選手の愛称)」と声をかけ、落ち着かせようとする場面もあった。遠山HCは「JBは名古屋ダイヤモンドドルフィンズで一緒だった親友。もう1回テクニカルファウルを取られると次のゲームに出場できなくなる。JBは次節に出場できなかったら自分を責めるだろうし、JBを見に来た子どもたちも残念がるだろうから止めたかった」と振り返った。

https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/2694/

試合は、なんとか滋賀が逃げ切って対熊本戦は2連勝。そして4連勝。負けたというのに熊本の選手たちは滋賀ブースターに向けても丁寧に手を振って帰って行って、その振る舞いが素敵だった。こうやって好きなチームが増えていくのが嬉しいし、熊本とまた次に試合する時が楽しみ。

夜はクリスマスっぽい食事をした。

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ケンタッキーのチキン、10年以上ぶりに食べたかもしれない。とてもおいしい。これからは定期的に食べよう。マッシュルームとパセリのソテー、ポトフも作った。ケーキも食べて、もう10000kcalぐらい食べた気分だ。

チキンを食べながらM-1を見て、いいクリスマスだった。

そういえば洗濯槽洗浄をしたら、部屋着のTシャツが一枚残ったままやってしまっていたことに終わってから気がついた。グレーが漂白されてピンクになり変わり果てた姿になっていて思わず笑ってしまう。まだまだ着れるのでピンクの第二の人生を歩んでもらうことにする。

 

20231225

朝からなんだか咳が止まらないが、熱はないので出社。が、本当に咳が止まらず、段々具合も悪くなってきたので午後から帰らせてもらった。最初から休むべきだった。体調が悪いとこういう判断が鈍る。倦怠感、鼻水、咳爆発。

とうとう耳鼻科に行ったが、混んでいて1時間以上待つことになった。診察の結果、そこまでのどや鼻の炎症が起きていないとのこと。アレルギー性鼻炎として、アレルギー性鼻炎適用の鼻炎薬と咳止め、痛み止めを処方される。アレルギー性鼻炎という診断は全くぴんと来ないが、薬を飲んだら咳はすぐに静まり鼻水も大分落ち着いた。なんなんだ??よく分からなかったが、具合が悪かったので帰ってすぐシャワーに入って寝た。今風邪で処方する薬が近隣の調剤薬局で全然ないという話を先生がしていたのが聞こえてきていたので、もしかしたらわざとアレルギーの薬を使ったのかもしれないなと思った。邪推ですが。

 

20231226

朝起きてもあまり回復していなかったので諦めて午前中は寝た。

午後になって、出社は厳しいが在宅だったら仕事がギリできそうだったので午後から仕事をする。年末前の締め切りのピークだったので休みたくなかった。気合で仕事を次から次へと片付け、定時後はスンドゥブを作って食べた。夜には大分快方に向かっていて、明日は出社も大丈夫そう。何とか帳尻を合わせられてよかった。

 

20231227

ようやく通常運転に戻ってきた。よしよし。いろいろなことを考える余裕が出てきた。

今年は換気扇の掃除をアウトソースすることにしていたが、もたもたしていて申し込みができていなかった。やっと申し込んだら最後の1枠が年内空いていたのでやってもらえることになった。嬉しいなあ。去年自力で掃除したら不十分な仕上がりになったのが心残りだったので、プロにばっちりきれいにしてもらいたい。

バスケ日本代表の試合の日程が発表された。2月。入院中なので当然見に行けないが、試合は楽しみだ。しんどい時期だと思うので、きっと励まされるだろう。

リーグ戦を追い特定のチームを大好きになると、代表戦は若干並行世界のように思えるようになってきた。Bリーグは代表選手を育成するために発足されたものなので、代表に呼ばれると契約上では拒否権がない。そのためシーズン中の代表戦はリーグ戦に大きな影響があるので、2月の代表戦が行われる時期B1はバイウィークという試合休止期間が設けられている。B2からはあまり代表選手が呼ばれないという前提があるようで悲しいかなB2にバイウィークはない。いや、B2にも代表いるんですけど滋賀とか越谷に…。そのため2月の代表戦に川真田選手が招集されたらその期間中はリーグ戦を欠場することになる。結構大事な試合がある期間なので、代表コールはうれしいがチームとしては厳しいという複雑な気持ちになりそうだ。でも、代表に選ばれてほしいなあ。

 

20231228

少しずつ電車が空いてきた。毎年年末最終日は有給にしていたが、有給節約中のため最終日まで出社する。年末が遠い。続々と周りが休みに入っていくので、あまり周りのことは考えないようにした。よそはよそ、うちはうち。

社内も大分仕事納めムード。仕事も年内の業務は大体片付いて、1月締め切りのスポット業務にとりかかる時間が作れてありがたい。

帰りに栗きんとんと金柑のシロップ漬け、三つ葉などを買って正月気分を高める。おせちを注文しているが、きんとんと金柑は好きなので個別に買った。今年はちょっと奮発してお高い栗きんとんを買ってみた。ラジオCMでお馴染みの「つきじ入船江戸の味〜」。

帰宅後は残り物を食べて冷蔵庫の中を減らした。

はあ、やっと明日で仕事納めだ。12月は前半からずっと頭痛や風邪の体調不良が続いてしんどい月だった。週末に少しずつ大掃除を進めていたけれど、例年通り一人でやっていたのでそこまで捗らなかった。明日から大掃除はやっと夫の加勢があるのでほっとする。何とか終わりそう。この大掃除の脅迫観念はもうちょっと緩めたいところ。

映画を見に行く余裕もなくて滋賀の試合を配信で追いかけるのも大変だったけれど、いつも元気をもらって励まされた。SNSでも仲の良い選手たちの様子をこまめに広報さんが発信してくれて、嬉しかった。応援していてよかったと思う。