20240105 仕事始め、救急搬送、マイキー復帰

久しぶりに単日で日記を書く。日記とは。

今日から仕事始め。片頭痛も5日目。起床即服薬。仕事といっても在宅勤務かつ周りに休みが多いのでやることも少なく、正月気分が抜けないままのんびり仕事をしていた。

昼、義理姉から連絡が来る。一人暮らしの父のもとを訪問したヘルパーより、父が応答しないとのこと。とっさに母が亡くなった時のことを思い出す。鍵を持っている人間がその場にいないので警察を呼んでドアを開けたところ、意識のない父が発見された。救急搬送することになった。やばいやつだ。

わたしはすぐに上司に相談し、急遽仕事をあがらせてもらい父の家に向かった。すぐ搬送先が決まるようだったら病院に直行しようと思ったが、搬送先が決まるまで1時間程度かかっておりわたしが現地に着いたタイミングでやっと搬送先が決まって出発するところだった。詳しい説明を聞くまでもなく救急車にわたしも同乗して出発。中に入ると、意識不明と聞いていた父は意識が戻っており、会話も可能になっていたのでほっとする。ただ、明らかに何らかの病変が起きているのは素人目にも分かった。

父の家から大分離れた病院に到着して、診察をしてもらっている間に受付をする。その後呼ばれて診察の場に同席。父の主訴は痛みだったが、いろいろ検査をすると体のあちこちに問題があることが分かった。そうだろうね。即入院となった。先生の話を聞いていると、検査項目や病変の説明がスムーズに理解できるので仕事でいろんな疾患のことを勉強していてよかったと思う。こんな風に役に立つ日が来るんだな。父はすごく具合が悪い。具合が悪いが、治療はできるのでおそらく改善の見込みはあるとのこと。

病院嫌いでありとあらゆる体調不良を放置し無治療を貫いた結果こうなった父は、さすがに辛さがこたえたようでみんなの話を素直に聞いていた。元気になってきたらまた治療に反発するんだろうな。まあそうなったらその時考えよう。しかし無治療で80まで生きられるのだから、健康に気を使うのは人間の寿命に対して些事なのでは?と思ってしまう。それでもわたしは健康寿命を大事にするけどね。

高齢者が多く終末期治療もするような病院だからなのか、初診の場で延命治療を希望するかを確認されたり、不穏状態になった際に身体拘束を行う可能性があることの同意を求められる場面があった。わたしは仕事柄もあって普通に聞いていたが、この話をするだけでも動揺する家族は多いだろうと思う。センシティブな話をたくさんしながら患者さんとコミュニケーションを取らなくてはいけない医療従事者の皆さんに頭が下がる思い。

救急で病院に入ると、とにかく待たされる。病院にいる時間の8割は待っていたような気がする。義理姉と兄と三人で待っていたが、繁忙期の兄は大分余裕がなさそうだった。去年ぐらいから兄の連絡が塩だなと思っていたが、聞くと異動になりかなり忙しく責任のあるポストになったとのこと。知らなかった。それはそっけない返信になるのも仕方ないのかもしれない。義理姉は義理姉でいろいろあり、甥・姪も環境に変化があり、なんだかみんな大変な一年だったようだ。みんなお疲れ。

入院手続きも諸々終わり、解散したのが夜。気疲れしたので甘いものが食べたくなりミスドに吸い込まれてドーナツを二つ食べて夕飯とした。とてもおいしかった。

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なんとか家に帰りつく。今日は滋賀 vs. 愛媛の試合が19時から。本当だったら最初から家で観戦していたはずなのに、こんなことになるとは。帰宅すると20時半だった。へとへとだったが、今日から川真田選手が復帰するので試合をとりあえず見届けようとTVの前に座る。休み明けだからなのか、いまいち調子の上がらない滋賀だったが、「調子が悪くても勝つ」ということを達成してくれるチームだと信じることにしていたので応援した。3Qには逆転すら許すが、4Qでなんとか突き放して勝利した。

川真田選手はファールアウトしていたが、後半から見る分にはすっかり復調してそうだった。本当に良かった。ピンク髪の大きな体がゴール下でリバウンドを取る姿をずっと見たかったんだ。いつも川真田選手は楽しそうに試合に出ているのだが、眺めているだけで元気が出る。おかえりマイキー。もう今季は怪我しませんように。

明日も午前中から父の家に行く。たまたま予定が重なっている日なので、一日外出になってしまった。なんとか体調がもちますように。