20230421 お笑いと労働

晴れ。

忙しい日だったんだけど急な欠員が出たのでさらにバタバタ感が増した午前中。なんとか締め切りを乗り切ってホッ。GW前進行というほどの忙しさではないものの、それなりに忙しくなってくるこの時期。来週頑張らねば。

少し残業。帰りに珍しく途中下車して買い物をする。

調整した箇所の歯が痛く外で食べたいものがないので、買い物を終えたらそのまま帰った。家で伊勢うどんを作って食べた。

夫は最近できた素麺屋で夕飯を済ませたらしい。今度わたしも行ってみよう。うどん屋不毛地帯(武蔵野うどんを除く)の西荻にできたニューカマー素麺屋、期待の星である。

今日は4/20放送のマヂカルラブリーANN0を通勤時に聞いた。スペシャルウィークで、ゲストはニューヨーク。テーマは超多忙の吉本芸人の2組でせーので休みを取ろう企画。かなり変わった企画。売れっ子芸人がろくに休みを取れていないというのはなんとなく分かっていたけど、マヂラブの二人は月1あるかないか程度(‼︎)、ニューヨークはもう少し休みやすくて週1あるかないかという感じのよう。それでも3日以上の休みはなかなか取りづらいので放送中にこの日に休むと決め既成事実化することで休みを取ろう、そして働き方改革を起こそうというもの。4人のトークはさすがに面白くて楽しく聞いていたんだけど、普通の会社員ではないとはいえこうやって改めて思うと過酷な労働環境すぎてなんだか切なくなってしまった。

忙しさと背中合わせなのは「売れているから」なんだけど、その休みがないぐらい忙しい「すごく売れてる時期」は一人握りの芸人しか体験できない数年ぐらいの限られた時間でしかないという考えが芸人さんの中に通底しているのでなんとか頑張ってしまうみたいだった。「休むのが怖い」「休んだら仕事がなくなるのでは」という恐怖が前提にあるらしく、根が深い。報酬のでかいやりがい搾取みたいなものなんだろうか。そんなビジネスをエンタメとして消費しまくっている身で綺麗事を言うなよとも自分でも思うのだが、ちゃんと休みつつお笑いをやってほしい気持ちがある。みんな元気でいてくれ〜〜。

 

最後に野田さんが「俺たちぐらいの立場の芸人がこうやって休みを取って、休みを取ってもちゃんと結果を出せるってことを見せて仕組みを変えていこう」というようなことを話していて、野田さんの真っ当な人柄が改めて好きになった。でも本当だったらそういう取り組みは会社がやるのがあるべき姿なんだと思うので、まだまだ道のりは遠いのだなあ。