20230902 薬を手に入れろ

晴れ。暑いね。

前日の夜は鼻詰まりと咳であまりよく眠れなかった。朝一番で耳鼻科に行こうと9時前に家を出る。が、目当ての耳鼻科は夏休み。ガーンだな顔で立ち尽くす。多分病院のHPに書いてあったのに見落としていた。「じゃあ別のところに…」と探すとそこも院長体調不良で休診。「oh… ではバスに乗って隣駅のクリニックに…」と思ってバスに乗って向かった。途中で「もしや」と思いHPを見ると本日休診。体調が悪くて判断力が落ちて完全にダメなパターンに陥っている。仕方ないので隣駅の別の耳鼻科に赴く。この時点で10時だったのだが、大混雑で診察は13時半になると言う。oh…3時間半待ち…。

咳も鼻炎も頭痛もあってヘロヘロの状態でこの右往左往はつらかった。特に頭痛がもう鎮痛剤では効果がなく思考能力を奪われており、一刻も早く副鼻腔炎(仮)の薬が飲みたかった。今日も東京は元気に灼熱。次々と当てが外れてたらい回しのようになり、それで診てもらえるのが13時半って言われた時は久しぶりに「この場で泣いちゃおうかな?」と思った。旧Twitterの「怖くて泣いちゃった」構文みたいなことが現実に起こるのだな。

一旦帰ることにする。薬局で別の薬の受け取りがあったのでそれを済ませて帰る。日差しがきつくて自転車を漕ぐのが辛い。ヘロヘロになって帰宅。アイスボックスの氷を食べしばらく扇風機の風を浴びて回復する。

しばらくしてまた家を出てバスに乗ってクリニックへ。やっっと診てもらえる。

診察に呼ばれて鼻の様子を見てもらう。予想通り副鼻腔炎になっているとのこと。鼻の奥に薬を入れ処置をしてもらう。抗生剤(オゼックス)に喉鼻咳の内服薬一通りと、嗅覚障害にはステロイド点鼻薬(リンデロン)と当帰芍薬散。あと鼻詰まりがどうしようもない時の最終兵器としてプリビナ液。頼もしい。プリビナ液は使いすぎると良くないやつね。欲しかったやつ全部もらえましたありがとうございます。今のガイドラインだと軽症の副鼻腔炎には抗生剤は処方しないことになってるけど、嗅覚障害も起こしてるし中等症の見立てなのかもしれない。当帰芍薬散は後遺症の治療でよく処方されるというのは聞いたことがあるが、いざ自分が出されると「わ~後遺症なんだ」と改めて実感してしまう。当帰芍薬散は婦人科の不調にもよく出される漢方だし、わたしのPMSについでにいい効果をもたらしてくれないだろうか。

朝は副鼻腔炎のせいで頭痛がして家事もろくにできなかったが、薬を飲んだら動けるようになったので家事をする。明日天気が悪いっていうからさ。

今日も嗅覚障害の気づきがいくつかあった。

まずは「トマト味がうまい」ということ。遅めの昼ご飯にモスバーガーとポテトを食べたが、トマトソースがおいしかった。トマトのおいしさは匂いにあまり依存していないようだ。トマトはそもそも味が強いしなんだか納得。揚げた芋はCOVID‐19真っ最中の時も食べたくなるぐらい安定の好物だけど、揚げ物のおいしさには香りが重要のようでいつもの7割ぐらいのおいしさだった。

先日買っておいた生のプルーンを食べたら驚きのおいしくなさ(味がしない)で驚いたが、どうやらプルーンが悪いのではなくわたしが酸味を感じにくくなっていることも分かった。はずれのやつを買ってしまったかと焦ったけどプルーンに罪はなかった。味覚障害も起きていたのかあ…。すっぱいもの好きとしてはショックである。

試しにポッカレモンを舐めても、なんとなく酸っぱいのはわかるけれど、原液で飲めそうだなと思うぐらいの酸味しか感じない。舌先にじりっとした違和感があり、ごくごく飲んではいけないのはなんとなくわかる。

また、りんごジュースを飲んでみたらやたら甘い。酸味がなくてあまりおいしくない。フルーツのおいしさの肝は酸味なんだなあ。なるほど。糖度の高いシャインマスカットは、あまり味が変わらなかった。そういえばモスバーガーのトマトソースも酸味はあまり感じず、マイルドだなと思った。

今日は夫が夜ライブを見に行ったので、久しぶりに家で夜ひとりで過ごす。今日はバスケを見るぞ!