くもりのち晴れ。暑いねえ。今日は自分の誕生日。しかし前日夜の咳がつらすぎてまた睡眠不足のヨレヨレで起きたので誕生日であることをすっかり忘れていた。嗅覚味覚も狂ってるし、ご馳走を食べても味がよくわからないので特別なことは何もしないことにした。
ところで昨晩のバスケW杯カーボベルデ戦、すごかった。これまでの試合は体調が悪くてほとんどリアルタイムで見られなかったんだけど、最後に歴史的な一戦を目撃できてとてもうれしい。わたしなんて今年初めてBリーグの試合を一回見ただけのにわか中のにわかファンだけど、すっかり日本代表メンバーのファンになってしまった。強くなってからファンになるなんてダサいにも程があるけど、でも本当に今魅力的なチームなんだよ。
1〜3Qは和製ステフィン・カリーとの異名のあるシューター富永選手の5本/5本の3Pには笑ってしまうぐらいだったし、河村選手のものすごい速さのドライブには声が出た。バスケは点数を取っている人がどうしても目立つけれど、誰かがシュートを決められるのは他の誰かがそうできるように動いているからであって、そんな選手たちに胸が熱くなる。本当に全員で勝ちに行っている。
点数がピタッと止まりカーボベルデからの激しい追い上げをくらった4Q。18点差から3点差まで来ると「もうだめだ」と思わず目をつぶってしまいそうになった。でもディフェンス時の観客がいつもの「ディーフェンス！」じゃなくて「ニッポン！」と自然に切り替わったことに気づいて、わたしもしっかり応援しようと気持ちを持ち直した。体を張ってゴール下で何が何でもボールを取りに行く選手たちのガッツ、それとファウルからのフリースローをきっちり決めたホーキンソン、そして最後に3Pを決めたホーキンソン、とにかくホーキンソンの「頼りになる男」ぶりに泣いた。鷹ちゃんってわたしも呼んでいいですか…。正直オリンピック自体にはいい感情を抱いていないんだけど、パリで彼らの試合がまた見られるのは素直に嬉しい。
試合後インタビュー時のワタナビの涙にもまた泣いた。よかったねえ。代表引退がのびたねえ。旧Twitterを見ていたら井上雄彦先生に感謝するツイートがたくさんあって、「本当にそうだねえ、スラムダンクを読んで育った子たちがオリンピックに出ることになったんだよ」って思ってじーんとした。48年ぶりのオリンピック出場、本当におめでとうございます。バスケの未来は明るいね。
W杯は終わって、またそれぞれの戦場で切磋琢磨していく。10月から開幕するBリーグはチケット争奪戦が予想される横浜（河村選手が在籍）のチケットを頑張って取りたい。これも旧Twitterで見かけたんだけど「Bリーグに河村を1on1で止められる選手っているんですか？」って質問にBリーグの各チームのファンが揃って「実質止められません」的な回答をしていたのに笑ってしまう。さすが新人賞でMVP、最高だ。
そして誕生日の今日のわたくしの体調。昨日処方された薬のおかげで鼻炎の症状は大分ましになった。鼻詰まりが解消され、頭痛もぴたりと止まった。が、発作のように起こる止まらない咳に昨日から悩まされるようになってしまった。咳が止まらず、涙が出て吐いてしまう。咳き込みすぎて吐くって子どもの時以来じゃないか？？明日仕事中にもこの咳が出たらどうしよう。
COVID‐19本体も堪能したし、倦怠感に副鼻腔炎に嗅覚味覚異常、おまけにひどい咳。フルコースすぎてもうお腹いっぱいだよ…。
食べ物の味もあまりよくわからないし、1時間に1回ぐらいひどい咳が出て息も絶え絶えになるし、結構ひどい誕生日だと思う。早く回復したいけど、焦らずいこう。まずは副鼻腔炎を完全にやっつけたい。
気持ちも沈みがちだったけど、ラジオを聞きながら淡々と家事をしたらすべきタスクがこなせたことで気持ちが少し落ち着いた。辛い時にも寄り添ってくれる、これだからラジオが好きなんだ。
