20230729 生活が急に追いかけてくる日

晴れ。今日もバカ暑い。

今日はいろいろあった。

午前中、最近異音がする洗濯機を修理しに来てもらう。9年使っているので、深刻な故障なら買い替えの覚悟はしていた。案の定「めちゃくちゃエラーが出てます」と言われる。それは気づかなんだ。音が鳴って乾燥時間が長いだけじゃなくて、オイル漏れしているとのこと。あちゃ〜。「何もしてないので代金はなしで大丈夫です」という担当の人に「暑い中来て見てもらったので」とちゃんとお支払いする旨を伝えた。ちなみに今は日立のビッグドラムを使っているが、同じく日立の最新型のフィルターなしでメンテナンスフリーを謳ってる機種に買い替えるつもりだと言ったら、「その機種は使って半年で故障する事例がちらほら出ていて、パーツの交換も完了していない状況なのであまりお勧めしない。レビューとかよく読んでみてください。」とアドバイスをもらった。出張費払ったから本音のコメントもらえたのかな。ありがてえ〜。

夫とその後どの機種を買うかひたすら検討する。やはりここは無難にPanasonicか…?と思うが、最近のドラム式って奥行きが72cmとかでかなり大きいのだな。今が65cm程なので圧迫感を感じそう。ギリギリ置けるがただでさえ狭い洗面所がさらに狭くなりそうだ。スペースのやりくりを工夫しなくては。洗剤の自動投入ができるのが楽しみ。まだ買ってないけど。

しかしPanasonicは去年のモデルから値引き不可とのことで、急に壊れて必要になった人は発売時期によってはすごい金額を払っているんだろうな。そりゃ性能が良くても売り上げが落ちる訳だ。強気だな〜、どこぞのすみふみたいだ。

家事をしては洗濯機の機種で悩み、とやっていたら久しぶりに兄からLINE。どうやら父の体調が悪く一人暮らしが限界に来ているらしい。反ワクの父はコロナ禍の間に医療忌避がさらに進んでおり通院していないばかりか以前は服用していた持病の薬すら飲んでいないという。最悪だ…と頭を抱える。でもまあもう本人がそうしたいならしょうがないのかもしれない。わたしが把握している限り、今の持病は放置してもQOLが下がるが直接死に結びつくようなものではないのでそこにはまだホッとする。しかし一事が万事この調子で治療を拒否するのであれば、他の致死的な疾患が見つかった時に本人も家族も苦しむだろうと思うと暗い気持ちになる。苦しんでいる人がいるのに何の手立ても打てずにただ見ているだけしかないのはつらいことだ。

すでに兄が同居に向けていろいろ動いてくれていた。全然知らなかった。父の日に贈り物をしてお礼の連絡が来た時にはそんな話は何もしていなかった。どうやら父の住んでいるマンションのリフォームをするらしく、お盆にその打ち合わせとその後の税理士との面会に同席することになった。もっと早くに呼びつけてくれたらよかったのに…と思いつつも、兄はあまりわたしに介入して欲しくなさそうでもある。金銭的な負担も兄が引き受けるつもりらしい。はっきりとは言われなかったが、どうやら父の面倒を一手に引き受ける代わりにわたしに相続を放棄してほしいようだった。元々わたしは家の事情で父とは30年近く疎遠で、その間父の面倒をみつづけていたのは兄なのでわたしは遺留分を含めて相続を主張するつもりはあまりなかった。しかし兄に「相続で揉めたくないので事前に言っておく」と言われるとわたしは父の娘ではないと家族の枠から弾き出されたような気がして結構ショックだった。30年も疎遠だったし、この30年間は親らしいことをしてもらったこともないし、わたしも子として何も報いてなかった。父親はいないものとして慣れていたけれど、ここ数年はささやかに交流が復活していたのでいざこうなると傷つくものだ。

まあ生前に面倒を見ている親族から相続放棄の釘をさされるのはあるあるらしいし、兄の必死な気持ちと態度もよくわかる。生前の口約束には法的に何の意味もないことは分かるが、兄にはただでさえ大変なことをやってもらっているのでストレスなく進められるようにわたしも協力したい。

そんな感じでずっと家にいたのに考えることが急に増えたので疲れてしまった。