20230924 優しくない社会

晴れ。涼しくて晴れている最高の天気。

また寝不足で起きたが、いつもの時間に起きて猫らの世話をして朝食をとった後は7時から作り置き開始。9時過ぎには片づけまで何とか終わったので身支度して家を出る。

今日は産休育休中の会社の同僚二人とランチの約束をしていた。一人はお子さん連れとのことで、気兼ねなく過ごせるファミレスで集合。もう一人のお子さんも待ち合わせの場所に来ていて挨拶だけさせてもらったけれど、とってもかわいかった。家では「ママの友だちに挨拶する!」と意気込んでいたらしいのだが、いざ対面したらもじもじしていた。人見知りの気持ちめっちゃわかるよ。

入店して注文を済ませ、同僚の娘ちゃんのかわいらしさに心を奪われつついろんな話をした。一人は復帰後も在宅勤務だったため会うのがなんと5、6年ぶり。でも相変わらずのチャキチャキした様子にほっとする。戸建て在住の二人からメンテナンスの大変さをいろいろ聞いて、わたしからは大規模修繕で揉めた話をした。戸建てもマンションもそれぞれメリットデメリットがあるんだなと改めて思った。

途中娘ちゃんがぐずったりしてあわや今日は解散かという感じにもなったが突然寝始めたので、同僚がここぞとばかりにおしゃべりのブーストをかけてきたので笑った。食事の後にデザートもしっかり食べる。

彼女たちが目下苦労しているのはやはり子育てと仕事の両立で、聞けば聞くほど社会のシステムが子育てしながら働く女性に優しくないと思ってしまう。保育園に入るための保活も出産前に情報収集したり手続きを進めていないと思うように子どもを預けて働くことができなくなる場合があることや、「条件」を満たしていないと保育園に入ることが不利になること、小1の壁と言われる小学校入学に伴い時短勤務が適用されなくなり正社員の立場で働くことが難しくなる場合もあることなど、改めて聞いていても理不尽な話が多い。親が有給を取っていると預けられない保育園もあると聞いて、一部とは言えそんな「親が保育できないから預かってあげてる」スタンスな園があるんだ。厳し〜!もちろん保育園側の事情もあるのもニュース等で見ている。実情とシステムがマッチしてないし、みんな余裕がなくて苦しい世界。

そしてなにより、歯を食いしばってこれまでなんとかその苦節を乗り越えてきたのが圧倒的に女性が多いというのが本当に頭が下がる思い。

今は不動産価格も上がる一方で、職場の近くで住むことも叶わず通勤1時間以上かけて日々仕事に育児に家事をこなしている人が多い。文句を言えば「自分たちが望んでやったことなんだから文句を言うな」という外野の声が飛んでくることもある。苦しいな…。社会がこんなに女性の社会進出を求めているはずなのに、普通に誰でも子どもを預けて普通に働くことのハードルが高すぎる。

当事者ではない子なしのわたしが怒るのは筋違いかもしれないが、二人の話を聞いていたらなんだか腹が立ってきて「普通に考えて変な仕組みだよ」とあれこれ文句を言ってしまった。

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文句を言いながらしっかり食べたパフェ。

彼女たちは自分たちが働きやすいようにしてほしいと思いつつも、自分たちの稼働が減った分をフルタイム勤務の人たちへしわ寄せがいくのも望んでいないと話していて、最終的に「とにかくうちの会社にはもっと儲けてもらって人をたくさん雇ってもらおう」という結論に落ち着いた。あと同僚の一人は面談時に「今すぐの話ではないが小学校入学以降も時短が選べるように中期的に会社に働きかけてほしい」と上司に話したそうで、素晴らしいなと思った。

気づけば4時間喋り倒しており、「高校生みたいだ」と笑い合いながらぼちぼち解散となった。寝不足の状態で朝から動いていたので疲れて帰りのバスで寝こけてしまった。

帰宅後、梨をむいて食べる。静かにわたしの梨シーズンが始まり毎日食べている。今日はあきづき。水分が多くさっぱりとしていておいしい。

だんだん頭が痛くなってきたが片頭痛とも違う感じ。ロキソニン無効。ふと気づいてコーヒーを淹れて飲んだら治った。そこまで毎日コーヒーを飲んでいるわけではないんだけど、依存を感じる。