20231104 ゴジラ-1.0

晴れ。三連休二日目。

朝起きて猫らの世話の後、家事をする。米を炊き、洗濯をして(毎日洗濯しているな)、掃除をした。身支度をした後、出発。

今日は吉祥寺のオデヲンで「ゴジラ-1.0」を観る。

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大スクリーンで観たい気持ちもあったが、昨日久しぶりに渋谷に出て休日の人混みに少し疲れたので近場で観ることにした。あまり期待値を上げずに臨んだのだけど、良かった。

ドラマパートについてはわたしはあまり好きなタイプの演出ではなかった。役者たちの演技は見てて少し照れ臭くなるぐらい大仰だし、なんでもかんでも台詞で説明するのでラジオドラマのようだった。「やったか…!?」はゴジラ映画のお約束の台詞のようだったけど、何度も繰り出されるので二回目以降は笑ってしまった。あと進撃の巨人の「面構えが違う」の顔になる場面が出てきて、そこもちょっと笑うところじゃないのに笑ってしまった。ごめん。

ゴジラが主人公のトラウマのための装置となってしまっているのだが、この映画のテーマを考えるとまあそうなるよねと思った。戦争映画というジャンルをあまり積極的に観たことがないのであまり分かっていないのかもしれないが、この映画はゴジラ映画であると共に戦後の映画なんだというのが観ているうちに分かってきたのがよかった。戦争を体験した人たち、戦争に駆り出された人たち、残された人たちにとっての戦争をメインに据えて描いていたのが少し意外だった。もっと未来志向というか、復興頑張ろう!みたいなドラマパートなんだろうと思っていた。個人個人が抱える戦争体験のPTSDや悔恨、喪失の悲しみから一歩踏み出すための装置が「ゴジラ」であるのは、ゴジラが何のメタファーであるかを考えると至極真っ当で「そうか正統派のゴジラの映画なんだ」と腑に落ちた。

話が通じない系の無慈悲ゴジラの怖さもよかった。めっちゃ追ってくる~!となった時の怖さもよかった。光線発射の段階の背びれの描写も気持ちよいガシャンガシャンぶり。もっとゴジラ先輩の活躍が観たかったけど、日本が再起不能になっちゃうからな…。

満足して映画館を出て、ユニクロで買い物をしたりぶらぶらしてから帰宅。

帰宅後は残った家事をした。ついでに夏物を片付けて、半分ぐらい衣替え。もっと寒くなったらもっと暖かい服を出そう。

今日は滋賀は16時から対神戸戦。外出していたり家事をしていて配信を見られなかったが、今日は勝てたようだし川真田選手がダブルダブルを決めたようでうれしい。明日の朝にでも見よう。