20231119 マーベルズと獅子奮迅

晴れ。

起きて猫らの世話の後、平日と同じペースで朝食をとり身支度して家を出る。

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朝イチの回はガラガラで良い。「マーベルズ」を観る。期待度は元々そんなに高くなかったが、やはり「うーーん」となる点が目に付いてしまった。切ない。キャプテン・マーベルが完璧な超人ではないということを言いたいんだろうが「ちょっとそれは…」と思う行動ばかりで普通に好感度が下がった。あとニック・フューリーのキャラ変にちょっと気持ちが付いていけず。もっと厳格で何歩先も読んで動くニック・フューリーが好きだったよ。でもカマラはとても魅力的だったし、パク・ソジュンの登場場面には度肝を抜かれたし、マーベルズのシスターフッド形成シークエンス、グース(猫)の場面は素直に楽しかった。ブリー・ラーソンキャプテン・マーベルではなくキャロル・ダンヴァースとしている場面だと魅力が発揮されていていたので、いろんな文脈にがんじがらめかつVFX多用のMCUではない単発の映画でニア・ダコスタ監督がまた撮ってくれないかなと思った。

エンドクレジット後のおまけ2場面、特に2個目の方はテンションが上がったけどスクリーンで観られるのは2025年以降だしそれまでに興味を維持していられるだろうか。

帰宅後、諸々の家事をこなして15時からの青森 vs. 滋賀 GAME2の開始を待つ。昨日の敗戦からディフェンスを修正してきたようで序盤から滋賀がリード。川真田選手もかなり調子が良くて前半だけでダンク3回に2ブロックと大活躍。7分しか出ていないのに11得点。「わ~!もっとやれ~!」と楽しく見ていたら、3Qでゴール下での着地に失敗して足を負傷してしまった。「えっ…」と言葉を失って見ているとどうやら起き上がれない様子。しばらく試合が中断し、最終的に車椅子で退場していった。どこの怪我で深刻度も分からず、どのくらいの休養が必要になるのかもこの日記を書いている時点ではまだわからない。応援している選手が画面越しとはいえ見ている前で怪我をするのを初めて見たので、ものすごく動揺してしばらく試合の内容が頭に入ってこなかった。何度も深呼吸して「落ち着け落ち着け」と言い聞かせながら試合を見た。なまじ今日はとても調子が良かっただけに落差がつらかった。

チームとしても以前から主力のブロック・モータム選手が欠場中でただでさえフルメンバーではないところに、川真田選手が負傷して退場、4Qに入ってからは頼みのジャスティン・バーレル選手もファールアウト&暴言でテクニカルも取られるなどかなり不安になる状況。さらに相手チームでファウルを貰うのがすごくうまい選手()がいて見ていてやきもきする場面も多い中、フィリピン代表のキーファー・ラベナ選手やライアン・クリーナー選手の獅子奮迅の活躍が素晴らしかった。スリーが不調だった野本選手も足を踏まれつつスリーを決めたのにも感動した。気持ちで勝ちに行くってこういうことなんだな。特にライアン・クリーナー選手は37得点、スタッツも素晴らしいスコア。TL上のレイクスブースターは「ライアン・クリーナーの銅像を建立しよう」と言い合っていて、無言で眺めているだけだったけど全く同じ気持ちだよ。クリーナー選手、滋賀レイクスに来てくれて本当にありがとう…。

気持ちで勝ちに行けたのか、無事勝利を収めた。1勝1敗。試合後、先日コンプラ違反で解任となったアシスタントコーチの方が旧Twitterでレイクスの勝利を祝っているのを見かけて泣きそうになった。絵文字だけの、それでも見る人が見たらきちんと気持ちが伝わる内容。今日は勝ったけれどアクシデントもあり気持ちが晴れず、何だかどっと疲れる2時間だった。どうか軽症でありますように。